世界遺産カルタヘナ旧市街のカラフルな街を散策する★【コロンビア15】

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】コロンビアの旅
カルタヘナ(コロンビア)

※前回の記事→世界遺産カルタヘナの夜★カフェ・ハバナでライブ演奏を楽しむ♪【コロンビア14】

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】

南アメリカ大陸北西部に位置する国「コロンビア(Colombia)」

コロンビア最大の観光都市、カリブ海に面した港町「カルタヘナ(Cartagena)」を訪れました。

世界遺産に登録されている「カルタヘナ旧市街」を街歩き。カラフルなパステルカラーの建物が並ぶコロニアル風の街並みはとても華やか♪

カリブの海賊から街を守ったという海岸沿いの城壁や、16世紀に建てられた荘厳なカテドラルなど、歴史を感じられる見どころを巡ります。

朝のカルタヘナ旧市街へ

カルタヘナ(ホテル・カサ・デ・ラ・トリニダード)【コロンビア14】ホテル「カサ・デ・ラ・トリニダード」の食堂

カルタヘナ(ホテル・カサ・デ・ラ・トリニダード)【コロンビア14】ホテル「カサ・デ・ラ・トリニダード」の朝食

 

朝、宿泊したホテル「カサ・デ・ラ・トリニダード」で朝食をいただきます。

う〜ん、ボゴタやメデジンのホテルの朝食よりもかなりグレードが落ちる感じ。

とりあえず、朝食を済ませ、街歩きに出掛けます。

カルタヘナ①【コロンビア14】朝のヘツェマニ地区の様子

カルタヘナ①【コロンビア14】コロンビア国旗カラーの小旗

 

宿泊していたホテルのある「ヘツェマニ地区」の朝の様子です。

ヘツェマニ地区は、旅行者向けのホテルやレストラン、カフェ、音楽を楽しめるライブバーなどが並ぶ界隈。

大勢の旅行者や地元の人で賑わいを見せる夜よりも、日中は落ち着いた風情です。

ヘツェマニ地区から歩いて、世界遺産に登録されている旧市街へと向かいます。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】カルタヘナ旧市街の時計門

 

旧市街の入り口「時計門」です。

真っ青な朝の空の下、石造りの城壁と黄色のカラーリングの時計塔が映えます。

さて、門をくぐり、旧市街の中に入っていきましょう〜♪

カルタヘナ、植民地時代の繁栄の歴史

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】朝の馬車広場

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】夜とはまた違った明るい雰囲気

 

朝の「馬車広場」の風景です。

昨晩訪れた時は、広場は大勢の観光客で賑やかでしたが、朝の時間帯は人の数が疎ら。

夜訪れた時は暗くてわかりませんでしたが、建物がとてもカラフルです★

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁の中の雑貨屋

 

「カルタヘナ(Cartagena)」は、カリブ海に面したコロンビア第五の都市。ボリーバル県の県都です。

人口は約100万人。コロンビアで最も観光客の数が多い都市です。

かつて、この地にはカラマリ人というインディヘナの民族が住んでいましたが、16世紀前半にスペイン人が侵入。30年にも渡る長い戦闘の末、カマラリ人は滅ぼされ、スペイン人「ペドロ・デ・エレディア(Pedro de Heredia)」によって1533年に町が建設されました。

その後、カルタヘナは南米大陸におけるスペイン帝国の最も重要な物産の輸出港として発展。金や銀、エメラルドが大量に輸出され、南米北部の黒人奴隷貿易の中心地としても機能していました。

カルタヘナは、17世紀から18世紀にかけて繁栄の絶頂期を迎えます。

現在残る美しい街並みはその時代に造られたものです。

その豊かな富は、カリブの海賊たちを引き寄せ、度々海賊の襲撃に遭ったため、カルタヘナの町は海沿いに約4kmにも及ぶサンゴ石の城壁を築き、町の周辺にも要塞を設置して、町を海賊から守ったのだとのこと。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】税関広場

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】アーケードが美しい税関の建物

 

こちらは、「税関広場」

1542年にアメリカ先住民の奴隷化が禁止されて以降、南米のプランテーションや銀鉱山では、アフリカ出身の黒人奴隷の需要が高まります。

カルタヘナは、当時、そんな黒人奴隷貿易の中心地となっていました。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】税関のアーケードにて

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ここで多くの黒人奴隷がアフリカから荷揚げされました。

 

美しいアーケードの残る税関の建物です。

ここで多くの黒人奴隷がアフリカから荷揚げされたのだとのこと。

そんな経緯から、現在でもカルタヘナを含むカリブ海沿岸地域では、他の地域に比べて黒人系の割合が高いのだそう。

海賊から町を防御した長さ約4kmの城壁

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁の上を歩きます。

 

カルタヘナ旧市街の海岸沿いを囲む城壁です。

城壁は約4kmあり、城壁の上を歩けるようになっています。

度重なる海賊の襲来を防ぐため、黒人奴隷を労働力として城壁は建設されました。

そして、海賊が襲来した際には、黒人奴隷は兵力として最前線に送られたのだとのこと。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁の上に土産物屋が

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁の上からボカグランデの高層ビル群を眺める

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】海賊から街を守ったという城壁と砲台

 

城壁の上からは、旧市街の南西に連なるボカグランデの高層ビル群が見えます。

城壁には、海賊から町を守ったという砲台がいくつも設置されていました。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁の上から旧市街を眺めます。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】城壁は海沿いに4km続きます。

 

日中は30℃を超えるカルタヘナ。

日差しを遮るものがないので、直射日光にやられます。

しばらく歩いた後、城壁を降り、旧市街の街を再び散策します。

カルタヘナの歴史的な教会

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】昼の「サン・ペドロ・クラベール寺院」

 

カルタヘナ旧市街には、16〜18世紀の繁栄の時代に建設された歴史的な教会がいくつも残されています。

こちらは、「サン・ペドロ・クラベール寺院」

17世紀前半に奴隷解放に尽力したスペイン人神父「ペドロ・クラベール」の名を冠した寺院で、17世紀にイエズス会によって建てられました。

夜のライトアップされた寺院の姿も格別なのですが、人の少ない静かな日中の寺院の風情もなかなか。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】「サント・ドミンゴ教会」

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】「サント・ドミンゴ教会」の内部

 

「サント・ドミンゴ教会」です。

1579年に建設された教会で、現在は神学校になっています。

サント・ドミンゴ教会の前の広場は、夜になるとミュージシャンやダンサーなどのパフォーマンスが行われ、多くの観光客で賑わいます。

広場には、コロンビアの国民的な芸術家である「フェルナンド・ボテロ」の彫刻も置かれています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】カテドラルの入り口

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】広々としたカテドラルの内部

 

こちらは、ボリーバル広場に面して建つ「カテドラル」

1575年に建設が開始され、1585年にはほぼ完成したのですが、1586年にイギリス人の海賊「フランシス・ドレーク」によって町は襲撃され、カテドラルは破壊されてしまいます。

このドレークの襲撃が、カルタヘナの町の要塞化のきっかけになったのだとのこと。

ちなみに、ドレークはその後、イングランド艦隊の実質的な指揮者となり、1588年の「アルマダの海戦」でスペインの無敵艦隊を撃破。イギリスでは英雄と見なされるようになりました。

しかしながら、ドレークの海賊行為によって苦しめられたスペインでは、悪魔の化身として恐れられたそうです。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】正面には立派な祭壇が飾られています。

カルタヘナ旧市街のカテドラルでミサが行われていました

 

カテドラルの内部は広く、正面には立派な祭壇が飾られています。

訪れた時、ちょうどミサが行われており、明るめの賛美歌を人々が唱和していました。

カルタヘナ旧市街のカラフルな街並み

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】カルタヘナ旧市街のカラフルな街並み

 

世界遺産カルタヘナ旧市街の街並みをのんびりと歩きます。

街の建物は、火事による壊滅を防ぐため、木造は禁止されていて、全ての建物は石造りかレンガ造り。

そして、全ての建物がカラフルな色に塗られています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】カルタヘナ旧市街の界隈

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】スペイン時代のコロニアルな家並みが並びます。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】美しい瀟洒な街並み

 

全ての建物が石造りかレンガ造りということと、町が要塞化されたということが、カルタヘナの旧市街の保存状態の良さの理由なのでしょう。

カルタヘナの旧市街は1985年に世界遺産の最初の登録地のひとつとして選ばれています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】建物には緑が多く植えられています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ブーゲンビリアの色が鮮やか

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】コロンビア国境カラーの小旗が至る所に

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】カラフルな街並み

 

1,2階建てのコロニアルな建物が並ぶカルタヘナ旧市街の街並み。

建物は、黄色や青、ピンクやオレンジ、紫や緑など、様々な色に塗られていて見ていて楽しいです♪

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ラテンアメリカらしい色彩感覚

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】オレンジの壁と緑の木々のコントラスト

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】街全体がコロニアルな風情

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】どこを歩いても絵になります。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】明るいグリーンの壁もなかなか

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】のんびりとしたカルタヘナ旧市街の風情

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】雰囲気ありますね!

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ピンクの壁が鮮や過ぎ!

 

それぞれの建物には、軒の上に緑が植えられていて、カラフルな建物の色と木々の鮮やかなグリーンのマッチングが豊かな風情を醸し出しています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】かつて弾薬庫だったという「ラス・ボベダス」

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】現在は土産物屋が並ぶ建物です。

 

こちらは、かつて弾薬庫だったという「ラス・ボベダス」

アーチの連なるアーケードのある黄色い建物で、各部屋には土産物屋が入っています。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】「ラス・ボベダス」の土産物屋

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】だいたいどのお店も似たような品揃え

 

数ある土産物屋はだいたい似たような品揃え。

コロンビアTシャツや民族風のカゴバッグ、木製の小物入れやお皿、ブリキ製の食器、マグネット、エメラルドなどのアクセサリーなどなど。

旧市街のイタリアンレストランでランチ

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ボリバル広場

 

そろそろお昼時。お腹が空いてきました。

旧市街を歩いている途中で見掛けたイタリアン料理店の呼び込みの女の子が掲げていたメニューにあったパスタが、やたら美味しそうだったので、そのお店でランチすることに。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】賑やかな商業地区の界隈

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】馬車広場のアーケード

 

けれども、そのお店、もう一度その場所に行こうとしたのですが、なかなか見つからず。

炎天下の中、街中をかなりうろつき廻ってしまいました。。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ランチは、このイタリアンレストランで

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】イタリアンレストランの店内

 

ようやく見つけたイタリアンレストランがこちらのお店。

冷房がキンキンに効いていて、店内もゆったりしていて落ち着けそうです。

けれども、お昼時だというのにお客は全くおらず。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】マンゴージュース

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】ポモドーロ

 

注文したのは、フレッシュマンゴージュースとポモドーロ。

お値段は、39,380COP (1,354円)でした。

お味は、チーズがたくさん掛かっていて、トマトもフレッシュでとても美味しかったです。

カルタヘナ①(旧市街)【コロンビア14】お昼の時計門

 

食後は、カルタヘナの町を一望できる「ポパの丘」、カルタヘナの町を守った南米屈指の要塞「サン・フェリペ要塞」、高層ビル街とビーチのある「ボカグランデ地区」を訪れます。

カルタヘナ観光MAP

 

※次の記事→カルタヘナ観光★ポパの丘&サン・フェリペ要塞&ボカグランデ【コロンビア16】