南アメリカ大陸北西部に位置する国「コロンビア(Colombia)」
首都ボゴタ滞在2日目。午前中は、ボゴタからバスで2時間ほどの近郊にある「シパキラ(Zipaquirá)」の町へ行き、「塩の大聖堂」を鑑賞♪
午後3時頃、ボゴタに戻ってきて、日曜日のみ開かれるという「ウサケン日曜蚤の市」を見に向かいます★
※ちなみに、ウサケンへはトランスミレニオの最寄駅「Pepe Sierra」からタクシーで10分ほど、7,000COP(242円)で辿り着きました。
アートな雑貨や小物が並ぶ「ウサケンの日曜蚤の市」
雨模様のウサケン日曜蚤の市
「ウサケン(Usaquén)」は、ボゴタ北部にある主に富裕層が暮らす地区で、ボゴタの中でも最も治安の良い地区だと言われているところです。
かつては、ボゴタとは別の自治体だったそうですが、1954年に吸収されボゴタの一地区となりました。
「ウサケン」の中心部は地区の南部にある「ウサケン公園(Parque de Usaquén)」
公園の周辺には、細い路地が連なり、路地にはハイセンスなレストランやカフェ、バーやブティック、お洒落雑貨を売るお店などが軒を連ねていて、ボゴタの流行発信地的なエリアとなっています。
「ウサケン」は、毎週日曜日に開かれる「日曜蚤の市」が有名です。
この日曜市、かなり昔から続いているという市であるとのこと。
かつては、骨董品が並ぶ、文字通りの蚤の市だったそうですが、近年はアーティストなどが個人で製作した雑貨や絵画、衣料品、アクセサリー、食材などを販売する屋台が増えてきているのだそう。
そんな、「ウサケン日曜蚤の市」、さっそく軒を連ねる屋台を見て回ってみましょう〜♪
お洒落なお店が並ぶウサケンの「カレーラ6a(Carrela6a)」
「日曜蚤の市」は、ウサケンの通り「カレーラ6a(Carrela6a)」をメインに、「カジェ116(calle116)」から「カジェ119(calle119)」辺りにまで広がっています。500m四方くらいです。
カジュアルな感じのレストラン
たくさんの地元の人で賑わっています。
ウサケン地区はお洒落なレストランが多いことで知られています。
日本料理店「恋」
ウサケン界隈には、お洒落なレストランやカフェ、スイーツのお店、コスメや雑貨、ファッション・ブティックなどがたくさん!
旧市街の「ラ・カンデラリア区」や「サンタフェ区」とは、全然違った雰囲気です。
日本料理店もありました!
当然ながら、富裕層が訪れる街なので、どのお店も料金はかなりお高め。
日曜蚤の市の屋台が並びます。
ボゴタTシャツなどの土産物屋屋台
ずらりと並ぶ土産物屋台
混雑していますが、日曜以外は閑散としているとのこと。
ウサケン日曜蚤の市のメイン通り「カレーラ6a(Carrela6a)」を歩いていきます。
細い通りの真ん中に屋台がずらりと、500mくらい続いています。
この日は小雨が降るあいにくの天気でしたが、通りは結構混雑していました。
露店の出ない日曜以外の日は、この通りはかなり閑散としているのだとのこと。
人形がたくさん並べられた屋台
可愛い入れ物に入ったサボテンのお店、スプーンやお皿などの木工製品のお店
屋台が並ぶのは500mほど
こちらは、お菓子などを入れる瓶の容器のお店
こちらは、チョコレートとコーヒーのお店でしょうか。
先住民が出していたコスメ系のお店
屋台のお店は様々。
観光客向けのコロンビア土産のお店があったり、アーティストや個人が出店していると思われる雑貨や衣料品、アクセサリーのお店があったり、コロンビア先住民の伝統工芸や食材、コスメ製品のお店があったり、本来の蚤の市らしい骨董品を扱ったお店があったり。
ウサケン公園
こちらは、ウサケンの中心「ウサケン公園」
蚤の市が開かれる日曜日は、ストリート・ミュージシャンや大道芸人などが人々を楽しませるそうですが、この日は雨模様だったせいか、そういう人たちの姿は見えず。
民芸品のお店が集まるギャラリーの入り口
焼きトウモロコシ屋台
その時はお腹が一杯だったりして食べなかったけど、後で思い出したり、写真を見返したりした時に、無性に食べておけばよかったと思ってしまう食べ物の代表格「焼きトウモロコシ」
ブリキの食器のお店
画家もお店を出しています。
アクセサリーのお店、宗教画のお店
カラフルなデザインのポットのお店
木製のアクセサリーのお店
こちらは、チーズのお店?
路上のコーヒースタンド
ストリートパフォーマーもいました!
チェスやボードゲームのお店
小雨が降る中での散策となりましたが、「ウサケンの日曜蚤の市」、色々な屋台が出ていて、アーティスティックな品々がたくさん並べられていて、なかなか面白かったです。
旅行土産で買うって感じじゃなかったですが。
「Oma Cafe」でコーヒーをいただく♪
ウサケンにある「Oma Cafe」
「日曜蚤の市」を歩き回った後は、ウサケンのモールにある「Oma Cafe」で、コーヒーを飲みながら、ちょっとひと息。
「Oma Cafe」は、コロンビアのコーヒーチェーンのひとつ。コロンビアには、コロンビア中で見掛けるコーヒーチェーン店が3つあります。
人気No.1コーヒーチェーン店の「フアン・バルデズ・カフェ(Juan Valdez Cafe)」、近年急激に店舗数を増やしつつある「トスタオ(TOSTAO)」、そして、この「Oma Cafe」です。
「Oma Cafe」は、「Juan Valdez Cafe」よりもリーズナブルで、「TOSTAO」よりもちょっとお値段高めの印象。
コーヒーとブラウニーをいただきました♪
注文したのは、コーヒーとブラウニー。料金は8,600COP(297円)
コーヒーを頼むと小さなコーヒー豆チョコが付いてくるのが嬉しい♪
さすが、コロンビアのコーヒーチェーン、「Oma Cafe」のコーヒーも美味しいです★
「Oma Cafe」でひと息ついた後、一旦タクシーに乗ってホテルへと戻ります(ホテルまでは8,000COPでした)。
セレブな若者たちが集うお洒落エリア「93公園(Parque93)」でディナー♪
夜の「93公園」
ホテルで休んだ後、ホテルから歩いて5分ほどのところにある「93公園(Parque93)」へ。
「93公園」は、ボゴタの高級住宅街エリアとして知られる「チコ地区」の通り「カジェ93(calle93)」に面した公園。
公園の周囲には、ハイセンスなレストランやバー、カフェなどが並び、ボゴタのセレブな若者たちが集うお洒落エリアとなっています。
もちろん、治安はボゴタの中でも一二を争うほどの良さで、夜歩いても全然問題ありません。
治安が良い地区なので夜歩いても安心
93公園沿いにある「Oma Cafe」
「Oma Cafe」の店内
ウサケンでも「Oma Cafe」に行きましたが、ここ93公園沿いにも「Oma Cafe」、しかも、本店があります。
93公園沿いの「Oma Cafe」本店は、簡素で狭いウサケンのお店とは違って、広々としてスタイリッシュな雰囲気。
ゆったり出来そうな店内です。
コーヒー豆やチョコレートが販売されています。
ちなみに、この「Oma Cafe」本店に訪れた目的は、ばら撒き土産用として「コーヒー豆チョコ」を買うこと!
「Oma Cafe」でコーヒーを注文すると、小さなコーヒー豆チョコが付いてくるのですが、これが美味しいんです★
ネットの情報を見ると、「Oma Cafe」のコーヒー豆チョコは、ばら撒き土産用としてぴったりであるものの、ボゴタに無数にある「Oma Cafe」店舗でも、ここ93公園沿いの「Oma Cafe」本店にしか、コーヒー豆チョコは販売していないのだとか。
お土産で買った「Oma Cafe」のコーヒー豆チョコレート
個包装のチョコも用意してくれました!
こちらが、「Oma Cafe」のコーヒー豆チョコレート。
180gのタイプを2袋、50gの小さいのを3袋、そして、お店のスタッフに、「個包装のタイプはないの?」と聞いたところ、上の写真のビニール袋に入った個包装のタイプも出してきてくれました!
たぶん、この個包装のタイプ、コーヒーと一緒に提供する用で、販売はしていないのだと思います。
料金は、62,700COP(2,167円)でした。
93公園沿いの「Juan Vardez Cafe」
「Juan Vardez Cafe」の店内
こちらは、「Juan Vardez Cafe」の93公園前店。
さすが、コロンビアNo.1コーヒーチェーン店。大手感あります!
「Juan Vardez Cafe」は、メデジンでも、カルタヘナでも利用しました。
個人的には、コロンビアでよく見掛ける4つのコーヒーチェーン店「Oma Cafe」「TOSTAO」「Juan Vardez Cafe」「Starbucks」の中で一番美味しいと感じました★
93公園沿いの人気アジア料理店「WOK」
夕食は、93公園沿いにある人気アジア料理店「WOK」で。
「WOK」は、コロンビアの主要都市に店舗展開するアジア料理店。
メニューは、タイ料理のトムヤムクンやグリーンカレー、パッタイなどから、ベトナム料理の生春巻き、北タイのカオソイ、インドネシアのナシゴレン、中華の担々麺など、バラエティに富んだ東・東南アジアのお料理をいただくことができます。
そして、何と言ってもここ「WOK」の目玉は、日本のお寿司です★
握り寿司や手巻き寿司、ちらし寿司、鉄火丼など、品数も豊富!
かなりの数のお客さんが、お寿司を頼んでいました。
話によると、ボゴタの富裕層の中では、今、和食がブームになっているようです★
「WOK」のお洒落な店内
「WOK」の店内の風景です。
シンプルでスタイリッシュな店内には、たくさんのボゴタのハイソな若者たちがお食事を楽しんでいました。
それにしても、ボゴタには、日本人はおろか、アジア系の人の姿もほとんど見掛けないというのに、「WOK」がたくさんの店舗を構え、繁盛させているのは、ちょっと不思議な感じ。
もしかしたら、コロンビア人は日本人に似て、海外のものを受け入れ、それを自分たちの生活の中に取り込むことに長けた人たちなのかもしれません。
「WOK」のメニュー
タイ料理や中華の他に寿司などの和食もありました!
さて、お料理の注文です!
今思えば、お寿司を頼めばよかったような気もしますが、コロンビア2日目ということで和食の気分にはならず、タイ料理っぽい「Crispy Noodles」を注文することに。
コロンビアのビール「Club Colombia」を注文
お飲み物は、コロンビアのビール「Club Colombia」を注文!
「Club Colombia」は、ラガータイプのプレミアムビールで、アルコール度数は4.7%。
モンドセレクションの金賞を受賞するなど、世界の評価も高い、コロンビアを代表するビールです。
お味は、あんまりよく覚えていないのですが、ビールらしい苦味があり、喉越しや香りも程よい美味しいビールでした!
こちらが、注文した「Crispy Noodles」
お料理は、タイ料理っぽい「Crispy Noodles」
米麺(バーミー)に、エビと鶏のササミと、ナッツや人参、バジルやミントなどが入ったクリスピーなヌードル。味付けはナンプラーとフレンチ・ドレッシングです。
お味は、あっさりし過ぎて物足りない感じでしたが、この記事を書く際に確認したところ、メインだと思って注文していたこの「Crispy Noodles」、実際はサラダでした。
パッタイだと思っていたら、ヤムウンセンだった。みたいな感じです。
お料理の料金は、ビールとクリスピーヌードル合計で40,100COP(1,386円)でした。
兎にも角にもディナーを済ませ、ちょっとお時間は早めですが、ホテルへと戻ります。
若干疲れ気味だったのと、明日の朝は早いからです。
翌日は、朝8時出発の飛行機で次の目的地「メデジン」の町へ。
午前4時半の起床予定です!
ボゴタ観光MAP
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