夕方、「ニャウンウー」の町で馬車をチャーター(7,000K:700円)。
バガン遺跡の夕陽を見に、サンセット・ポイントである「シュエサンドー・パヤー」に向かいます。
夕方、馬車をチャーターし、「シュエサンドー・パヤー」に向かいます
馬車と馬車引きのおじさん。
結局、このおじさんの馬車をこの日と、翌日の1日丸々チャーターすることになりました。
ニャウンウーの町から「シュエサンドー・パヤー」までは約6Km。
のんびりと馬車は目的地へと進んでいきました。
夕日が綺麗な寺院「シュエサンドー・パヤー」
「シュエサンドー・パヤー」に到着!
陽はだいぶ傾いてきました。
「シュエサンドー・パヤー」は、1057年に建立された仏塔。バガン王朝の創始者アノーヤター王が建てた仏塔で、内部には釈迦の聖髪が納められているそうです。「サンドー」とは、ビルマ語で”聖髪”の意味。
仏塔の南側には、レンガ造りの建物があり、その内部の狭い空間に全長18mの寝釈迦が安置されていました。
仏塔の前の広場には、インレー湖周辺に住む首長族「パダウン族」の女性たちがいて、観光客向けの商売をしていました。
ミャンマー人の観光客と一緒に記念撮影をするパダウン族。もちろん、写真を撮ったらお金を払う必要があります。
機織をするパダウン族の女性。パダウン族手製のシルバーアクセサリーも売っていました。
「シュエサンドー・パヤー」の仏塔に登ります。
この仏塔の上に登ると、バガン遺跡の全景を一望できるため、絶好のサンセット・ポイントとして知られています。
ツアーの観光バスが横付けされ、馬車やタクシーも並び、たくさんの観光客が仏塔の上に登ってきていました。
みなさん、夕陽を見るためにやってきたのです。
仏塔の上から見た「バガン」の夕陽
「シュエサンドー・パヤー」の上からのバガンの風景です。
背の低い木々がまばらに生えた広大な平原に、無数の赤茶けた仏塔が点在しています。
地平線の彼方まで続く仏塔。
夕陽の光は仏塔をまぶしく照らし出し、長い影を引かせています。
雄大なバガンの風景。素晴らしい光景です。
陽は急速に地平線へと落ちていき、
辺りの風景は、刻々とその色合いを濃くしていきます。
そして、日没!
黄色い太陽が平原のかなたに沈んでいきます。
なかば闇となった平原、日没の陽の光に浮かび上がる無数の仏塔のシルエット。
バガンの一日が終わりました!
満足した観光客たちは、真っ暗になりかけの仏塔の階段を恐る恐る降りていきます。
そして、麓に着くや否や、乗ってきたバスやタクシー、馬車に乗り込み、宿泊している宿へと一路向かいました。
バガンの夕陽、噂に違わぬ素晴らしさでした!
旅行時期:2012年8月
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