高田馬場駅早稲田口から徒歩6分。早稲田通りを中野方面へと進んだ左手に、西安の名物麺「ビャンビャン麺」の専門店、その名も『西安ビャンビャン麺』があります。
お店のオープンは2022年4月。早稲田通りの駅の東側や、笹塚にも支店があるとのこと。
今回は、ビャンビャン麺ではなく、「涼皮(リャンピー)」と「肉夾饃(ロージャーモー)」を食べにお伺いしました。
『西安ビャンビャン麺』の外観と店内の雰囲気

『西安ビャンビャン麺』の外観
こちらが、『西安ビャンビャン麺』の外観です。
高田馬場駅から早稲田通りを、ズラリと並ぶガチ中華やミャンマー料理の飲食店や食材店を横目に見ながら歩いていくと、インパクトのある「ビャンビャン」の漢字が書かれたお店の看板が現れます。

店頭のオススメ看板
お店の入り口はガラス張りで、店内の様子がよく見えます。
ディナータイムの訪問でしたが、席は結構空いている様子。
さっそく店内へ。

『西安ビャンビャン麺』の店内
こちらが、『西安ビャンビャン麺』の店内です。
店内はそこそこ広く、座席はテーブル席のみで40〜50席ほど。
入店時は空いていましたが、食べている間に次々とお客さんが来店。お客の8割方が留学生らしき若い中国人です。
さて、案内された席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の物色開始です!
『西安ビャンビャン麺』のメニュー









こちらが、『西安ビャンビャン麺』のメニューです。
お店のメインメニューである「ビャンビャン麺」は、定番のヨウポービャンビャン麺が5種類。焼きビャンビャン麺、あんかけビャンビャン麺、汁ありビャンビャン麺など、バラエティーに富んでいます。
どれも美味しそうで、ビャンビャン麺にかなり心惹かれましたが、その誘惑を抑えてチョイスしたのが↓のお料理。
- 「西安リャンピー(涼皮)」(750円)
- 「西安ハンバーガー(肉夾饃)」(500円)
- 「サンザシジュース」(350円)
「涼皮(リャンピー)」と「肉夾饃(ロージャーモー)」です。
西安の夏の風物詩だという「涼皮」を食べてみたかったからです。また、涼皮と一緒に食べるのが定番だという「肉夾饃」も頼むことにしました。
さて、ここで「涼皮」「肉夾饃」とは、それぞれ何なのか、ちょこっとご説明。
「涼皮(リャンピー)」とは?
「涼皮(リャンピー)」は、西安を中心とした中国の陝西省でよく食べられている冷たい麺料理。小麦粉や米粉のデンプンを蒸して平たく伸ばし、麺状に切り、ラー油や黒酢、きゅうりなどの具材と混ぜて食べます。
つるんとした食感と、噛みごたえのあるモチモチ感が特徴で、夏場の軽食(小吃)として親しまれています。
「肉夾饃(ロージャーモー)」とは?
「肉夾饃(ロージャーモー)」は、「中華バーガー」とも呼ばれる、西安の代表的なB級グルメで、焼いて平たく潰したバンズ(白吉饃)に、臘汁肉(肉とスパイスを煮込んだ具材)を挟んで食べる料理です。肉は豚肉が多く使われます。
西安名物として、無形文化遺産にも登録されているとのこと。
サンザシジュース

「サンザシジュース」(350円)
まずは、お飲み物。
中国でソフトドリンクとしてよく飲まれている「サンザシジュース」です。
さっぱりとした酸味と甘味が美味しい♪
冷たいジュースをちびちびと飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました。
西安リャンピー(涼皮)

「西安リャンピー(涼皮)」(750円)
こちらが、「西安リャンピー(涼皮)」
器の中に赤い辣油。その上に涼皮、面筋(グルテンを蒸したもの)、きゅうり、パクチーが載っています。
涼やかなビジュアル。辣油の赤色が食欲をそそります。
さっそくいただきましょう〜♪

涼皮、面筋(グルテンを蒸したもの)、きゅうり、パクチー
「涼皮」を初めて食べましたが、美味しい!これはクセになるお味です。
涼皮は、つるんとした食感で柔らかく清涼感あり。辣油の辛さとオイルの旨みがいい味出しています。
シャキシャキとしたきゅうりやコリットした食感の面筋(グルテンを蒸したもの)も、味と食感にバラエティを与えてくれます。パクチーの風味も良いアクセント。

辣油追加で辛味と旨味増し増し
さらに、テーブルに置かれた辣油を追加すると、辛味と旨味が増し増し♪
量は多くないので、あっという間に完食!
猛暑の夏、食欲が減退した時や。さっぱりとした軽食を食べたい時、この「涼皮」は最適です★
西安ハンバーガー(肉夾饃)

「西安ハンバーガー(肉夾饃)」(500円)
注文したもう一品。こちらは、「西安ハンバーガー(肉夾饃)」
「涼皮」と一緒にいただくことが多いという西安のファストフードです。

西北高家 肉夾饃
包み紙もマクドナルドのハンバーガーみたいな感じ。

これが「肉夾饃(ロージャーモー)」
包み紙から取り出してみると、いい焼き色♪
バンズは「饃(モー)」と呼ばれ、挟まれている肉の細切りは「臘汁肉「ラージーロウ)」と言うのだとか。

ほろほろの豚肉とピーマン
お味は、抜群に旨い!
肉の細切り「臘汁肉「ラージーロウ)」は、ほろほろで柔らかくほぐれ、八角などのスパイスを使った醤油味の味付けはガッツリ濃いめ。一緒に入ったシャキシャキとしたピーマンの食感もGood! シンプルなバンズ「饃(モー)」との相性も抜群♪
さっぱり涼やかな「涼皮(リャンピー)」と、ガッツリ濃いめの「肉夾饃(ロージャーモー)」。これは最強クラスの組み合わせです★

『西安ビャンビャン麺』
高田馬場にある「ビャンビャン麺」の専門店『西安ビャンビャン麺』
ビャンビャン麺がメインのお店ですが、西安の夏の風物詩「涼皮(リャンピー)」も美味しい♪
つるりとした麺と辣油の香ばしさ、辛さのマッチングがたまりません!
濃いめの味付けの豚細切り肉を挟んだ中華バーガー「肉夾饃(ロージャーモー)」と一緒にいただくと最高です★
『西安ビャンビャン麺』の地図・アクセス・営業時間
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