神田駅から徒歩6分。神田駅と地下鉄小川町駅の中間。司町の交差点の近くのビルの1階に、シンガポールラクサの専門店『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』があります。
お店のオープンは2025年7月。本格的なシンガポールの「カトンラクサ」に、好みの具材を自由にトッピングできる具材セルフセレクト方式なのが特徴。
オープンし立てでメニューはラクサ一品のみですが、さっそく行ってみることにしました。
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の外観と店内の雰囲気
こちらが、『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の外観です。
ポップでカジュアルな雰囲気。
店頭のメニュー看板です。
オープンし立ての現在は平日ランチのみのショートタイム営業で、大々的な告知はしていない様子。
お店を運営しているのは、Lifepand株式会社という日本の会社です。
こちらが、『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の店内。
店内は小ぢんまりとしたカフェ風で、座席はカウンター15席、テーブル2名席×3の合計21席。
遅めのランチタイムの訪問で、お客さんはおひとり様男女が数名。スタッフは若い日本人の男女2人です。
店内の壁には、ラクサの種類紹介のパネルがありました。
ここで、「ラクサ」とは、どんなお料理なのかをちょこっとご紹介。
ラクサとは?
「ラクサ」(Laksa)は、シンガポール、マレーシア、インドネシアで食べられている麺料理。
ココナッツミルクやタマリンドをベースにスパイスやハーブを加えた麺で、地域によって、使われる素材や麺の種類、味にかなり違いがあります。
シンガポールのラクサは、その発祥の地「カトン地区」にちなんで「カトン・ラクサ」と呼ばれ、ココナッツミルクをベースに粉状の干しエビがスープに加えられていることから、ザラザラした食感が特徴なのだとのこと。麺は米粉を使った押し出し麺がメジャーです。
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』のラクサは、「カトン・ラクサ」です。
さて、説明はこのくらいにして、そろそ、「ラクサ」を注文することにしましょうか。
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の注文方法とメニュー
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の注文方法です。
- 台に並べてある「ボウル」「トング」を取る
- 左の冷蔵ケースから好きなトッピングを選んでボウルに入れる
- ボウルを後ろのスタッフに渡して、麺の種類、辛さ、追加トッピング、追加ドリンクを選び、お会計して注文完了
料金は、基本料金(麺+スープ)が690円。セルフトッピング料金は、1グラムあたり3.1円です。
さっそく、銀色のボウルとトングを取り、トッピング選び開始!
こちらが、トッピングの具材の数々。
この日並んでいたトッピングは、とり団子、えび団子、フィッシュボール、ワンタン、さつま揚げ、水餃子、木綿豆腐、ゆで卵、うずらの卵、厚揚げ、味付油揚げ、きゅうり、ウインナー、はんぺん、エリンギ、キクラゲ、しめじ、椎茸、もやし、ヤングコーン、長ネギ、白菜、ちんげん菜、ほうれん草、水菜、レタスの26種類。
好みの具材を好みの量だけボウルに入れ、左にある量りで計量。
今回は、トッピングとしてとり団子、うずらの卵、厚揚げ、もやし、ちんげん菜を選択しました。
ボウルを持ってカウンターへ。
スタッフにボウルを渡し、麺の種類と辛さ、追加トッピング、追加ドリンクを選びます。
麺は、米麺、春雨、中華麺の3種があり、辛さは0辛から10辛まで選べます(4辛以上は有料)。
冷蔵ケースに置いてない追加トッピング(牛肉、豚肉、鶏肉、えび、いか、たこ、あさり、パクチー)や、ビールやソフトドリンクなどの追加ドリンクも頼めます。
今回は、米麺の2辛、パクチーを追加トッピングすることにしました。
ボウルに入れたトッピングは、そんなに盛ったつもりはなかったのですが、料金は1,100円ちょっと。
基本料金は690円とお安めですが、考えてトッピングを追加しないと、すぐに1,000円を超えるので注意です。
お会計を済ませ、座席に着席。
ほどなくして、注文した「マイラクサ」が運ばれてきました!
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の「カトンラクサ」
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の「カトン・ラクサ」
マイチョイスの、米麺、2辛、とり団子、うずらの卵、厚揚げ、もやし、ちんげん菜、パクチートッピングです。
さっそく、いただきましょう〜。
まずは、スープをひと口。
ココナッツミルクのクリーミーさと甘味、エビの出汁の風味、チリの辛味が効いていて美味しい♪
今回2辛にしましたが、少なくともこのくらいの辛さはあった方が良さそう(個人差はあると思います)。
ツルッとしてほど良くコシのある米麺もGood!
しかしながら、具材はやっぱり「えび」を追加した方が良かったかも。
メイン具材がとり団子だけだと、ちょっと寂しさがありました。
こちらは、テーブルの上に置かれたブラチャンソース。
今回はスープ自体をまずまず辛くしたので使いませんでしたが、これを加えて味変するのも良いと思います。
神田にオープンしたシンガポールラクサの専門店『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』
アジアの麺料理の中でも特に美味なもののひとつ「ラクサ」。都内にはラクサを気軽にいただけるお店がまだ少なく、このお店は貴重な存在です。
ココナッツミルクのまろやかさとエビ出汁の旨味が効いたスープは間違いのない美味しさ♪
好みの具材を自由にセルフトッピングできるというシステムも面白い!
メニューの追加や営業時間の拡充など、今後の展開に注目です。
ひとつだけ気になったのは、トッピングの具材が多過ぎて、どれを選んだら良いか、迷ってしまうところ。
トッピングのサンプルパターンをいくつか表示してくれると選びやすいと思います。
実際に、どの組み合わせがスタンダードなのかと、スタッフに訊いているお客さんがいました。
『Pc’s Laksa(ピーシーズラクサ)』の地図・アクセス・営業時間
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