毎日食べても飽きない!南インド料理のミールス『ケララの風II』@大森

JR京浜東北線大森駅から徒歩7分。大田区山王のウィロード山王商店街の一角に『ケララの風II』はあります。

この『ケララの風II』、ディナー営業は行っておらず、ランチタイムの営業時間も11:00〜16:00まで。火曜・水曜が定休となっていて、大森という場所柄もあるし、「このお店に食べに行く!」と思って行かない限り、なかなかふらりとは訪れにくいお店です。

だけど、連日行列ができるほどの人気店。

それもそのはず、この『ケララの風II』は、南インド料理好きにとっては、とってもスペシャルなお店なのです。

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南インド料理の普及に尽力した店主のお店

大森、ケララの風ケララの風IIの外観

『ケララの風II』の外観です。

お店の名前に”II”がついているのは、一度閉店して、また再開したから。

2008年7月にオープンした『ケララの風』ですが、2011年5月に一度閉店しています。

翌6月に再オープンして、お店の名前に”II”がつくことになったようです。

私、”II”の前の”Ⅰ”の時にも行ったことがあります。

その時もランチタイムでの訪問でしたが、”Ⅰ”の時はディナーも営業していました。

大森、ケララの風でっかい冬瓜が置かれています。

大森、ケララの風ミールス1,100円❗️

店内に入ると、上品な感じの女性が注文を尋ね、メニューについて丁寧に教えてくれます。

この方は店主の奥様で、料理を作る店主とふたりでお店を切り盛りしているようです。

この店主(沼尻さんという方)は、インド料理通にはかなり有名な方。

商社マン時代に現地ケララで南インド料理にハマり、その味を独学で再現し、それまで日本ではほとんど知られていなかった南インド料理を多くの人々に伝えて回ったのだそうです。

店長の沼尻匡彦さんは、今から30年ほど前、商社マンとして南インドの最南端に近い州、ケララに駐在した。そこでミールスを食べ、南インド料理の魅力にはまった。以後、南インド料理を求め、おいしさを知ってもらいたいとの思いで、10年前からはインターネットを通じて多くの人と交流を持ち、8年間で250回もの南インド料理の食事会を、東京のみならず、関西、九州、沖縄など各地で開いたという。

日経トレンディーネット ケララの風

今でこそ、都内には南インド料理屋がたくさんあり、レシピ本もたくさん出ていて、食材も簡単に手に入るようになりましたが、当時はそのどれもがない状態。

そんな中、ミールスを作り、多くの人に伝えようとした沼尻さん。

すごい情熱ですね❗️

ちなみに、2008年のオープン当初は、瀬島徳人さんという料理長と共にお店をやっていたそうですが、瀬島さんが帰郷してしまったために、現在では沼尻さん自らが腕をふるっているのだとのこと。

大森、ケララの風ケララの風IIの店内

大森、ケララの風店内に飾られた絵

『ケララの風II』の店内の様子です。

カフェ風の明るい雰囲気で、女性でも気軽に入りやすい感じ。

ひとりで食べに来ている方も結構いました。

大森、ケララの風フレッシュカレーリーフも販売しています。

お店の壁には、こんな案内が飾ってありました。

「フレッシュカレーリーフ販売しています❗️」15g(600円)30g(1,000円)

日本ではなかなか手に入らない「フレッシュカレーリーフ」

沖縄の契約農家から直送しているそうですが、この「カレーリーフ」の栽培にも沼尻さんが尽力したのだとのこと。

さてさて、注文をしましょうか❗️

もちろん、「ランチ・ミールス」(1,100円)を注文。

メニュー表には、「ランチ・ミールス」には、ご飯と10種類のおかずがついていて、いずれもお代わり無料。おかず10品のうち3品は週替わりです。

チャイ、またはコーヒーが付きます。

大森、ケララの風ランチ・ミールス

オーダーして、すぐにやってきました「ランチ・ミールス」❗️

現地でお皿として敷かれるバナナの葉を模した緑色のプレートの上に、ご飯と10種のおかずが綺麗に並んでいます。

美味しそうです♪

内容は、左上から時計回りに、

  • バナナのカーラン(スパイスの効いたバナナのヨーグルト煮)
  • ビーツのトーレン(ビーツの削りココナッツ炒め蒸し和え)
  • オーラン(冬瓜のココナッツミルク煮)
  • ラッサム(南インドを代表する液体状のサラサラおかず)
  • カード(プレーンヨーグルト)
  • サンバル(南インドを代表する野菜のスパイシーな豆汁煮。冬瓜、ナス、オクラ、玉葱、トマト、シャロット使用)
  • ダール(煮豆料理。ご飯にかかっています)
  • ご飯(インディカ米。ミールスに適した湯取方で調理)
  • パパダム(豆で出来たインドのせんべい)
  • ココナッツ・チャットニー(ペーストにしたココナッツのおかず)
  • アチャール(辛いインドのピクルス)

大森、ケララの風ランチ・ミールスの配置表

大森、ケララの風ミールスの食べ方

メニューには、ミールスの食べ方が書かれていました。

こんな感じで書かれています。

プレートの上で混ぜて食べてください。

  • たいていの日本料理がご飯とおかずを口に入れて味を作る(口内調味)のに対し、ミールスはプレート上で混ぜて自分好みの味を作って食べる手巻き寿司やオープンサンドゥイッチのような料理です。
  • おかずとご飯はプレートの上で混ぜて召し上がってください。混ぜて食べるのに適した米を適した方法で調理しています。
  • 味見は別として、おかずだけ、ご飯だけというふうに別々に口に入れないようにしてください。
  • 複数のおかずが混じりあってもかまいません。積極的に混ぜ合わせることにより自分好みの味を作り出してください。

ケララの風II メニュー

これでもかとばかりに、混ぜることを勧めてきてます。

だけど、これ本当なんです。

ミールスは混ぜるのが基本。混ぜないとミールスの本当の美味しさはわかりません。

複数のおかずを混ぜて、ヨーグルトも混ぜて、アチャールやココナッツ・チャットニーも混ぜて、ラッサムも掛けて、パパダムも砕いてご飯に振り掛けて・・・。

ミールスの本当の美味しさを知ってもらいたい。

そんな沼尻さんの思いが伝わってきますね❗️

大森、ケララの風サンバル、ラッサム、カード

大森、ケララの風ご飯、ダール、パパダム、アチャール、ココナッツ・チャトニー、バナナのカーラン

大森、ケララの風バナナのカーラン、ビーツのトーレン、オーラン、ラッサム

さっそくいただきます❗️

ひととおり味見した後、すべてのおかずをご飯に掛けて、パパダムも砕いて掛けて、混ぜ混ぜして食べます。

さすがにおいしい❗️

それぞれの味は、かなりあっさりしています。

汁気の多いサンバルも、スパイシーだけど辛さが抑えられたラッサムも、カーランやトーレン、オーランもかなりあっさり。

単品で食べるとあっさりし過ぎな感じもしましたが、ブレンドするとそれぞれの味が絡み合って美味しさが形作られる感じです。

これは、南インドの定食屋で食べた味です❗️

もしくは、南インドの宿のお母さんが出してくれた料理の味かも。

北インド料理に比べて植物性の素材を使うことが多く、油が控えめであっさりしている南インド料理ですが、この『ケララの風II』のミールスは、その中でもかなりあっさり度が高め。

これなら毎日でも食べられそうです❗️

『ケララの風II』のミールスは、高級南インド料理レストランの味というよりも、南インドの家庭の味。

まさに、毎日食べる”ミールス”です🌟

ちなみに、このミールス、すべてのおかずがお代わり可能。

現地の食堂とおんなじです(現地では何も言わないとドサっとお代わりを継ぎ足されます)

私もおかずをそれぞれお代わりしてしまいまいしたー😊

大森、ケララの風ホット・チャイ

たらふく食べた食後は、チャイを飲んで至福のひと時。

油控えめで植物性の食材を使っているせいか、あんなに食べたのに胃がもたれる感じがありません。

食後感がとっても爽やか。

ヘルシーです、『ケララの風II』のミールス❗️

それにしても、こんな充実したミールスがたったの1,100円でいただけるというのは驚きのひとこと。

お料理から雰囲気から、お値段まで、すべて満足のいく『ケララの風II』

近くにあったら毎日でも通いたいほどの珠玉のお店です。


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