ベトナム・ラオカイ(Lao Cai)(2015年5月)
バックハーのサンデーマーケットから16:30頃ラオカイに戻ってきました。
夜行列車の出発時間までラオカイの街で過ごし、一晩かけてハノイまで戻ります。
ラオカイ発ハノイ行きの夜行列車の手配
ラオカイの駅前は、駐車場になっています。賑わっている訳でもないけど、寂れてる感じでもない、小さな街です。左に写っているのが、ラオカイ駅(後で、ちょっと焦る原因になります。。)。とてもキレイで立派な駅です。
この日は、20:05ラオカイ発の夜行列車でハノイに戻る予定。出発時間まで3時間ほどラオカイで過ごします。
夜行列車のチケットは、日本で事前にネットで手配をしました。
利用したのはAPTトラベルで、オフィスはハノイにあります。列車はサイトからメールで問い合わせをして予約しました(日本語)。
その列車のチケットの支払いと受け取りが現地になるとのこと。
通常は、ハノイ市内のオフィスに出向いて手続きをしなければいけないのですが、私たちはハノイ到着が夜遅く、その翌朝にはサパへ向かったので、オフィスに行く時間がありませんでした。
で、相談をしたところ、ハノイの空港からホテルまでの送迎も一緒に手配をして、送迎ガイドに支払いと列車のチケット引換証の受け取りをしては、とのこと。
ただ、送迎料金が2人で$65!!
高い~>< けど、他に方法がなかったので仕方なくそれでお願いをしたのでした(→成田~夜のハノイに到着!旧市街のホテルへ【ベトナム】)。
でもまぁ、快適で良かったですけどね。
受け取った列車の引換証をこの写真のレストランで切符に換えるとのこと。
このレストランは、ラオカイの駅前にあります。なので、ラオカイに到着して、荷物をこちらに預け切符を受け取りました。
夜行列車の出発まで時間があるので、ラオカイの街でも散策してみましょう~!
ラオカイの街を散策
ラオカイの街は、あまり人通りもお店も多くなく、暑い中歩き回ったのですが、これといって見どころはありませんでした><
暑くてもう無理~ってことで、お茶にしようとカフェを探します。
何軒かカフェがあった中で、この『Oishi cafe』がキレイでゆっくりできそうだったので、こちらに決定。
どのお店もそうですが、エアコンは効いてなく、扇風機のみ。。
もちろん冷たい飲み物を。
ベトナムコーヒーのコンデンスミルク入りは「ホワイトコーヒー」という名前で出ているお店が多いです。
こちらのホワイトコーヒー(アイス)が28,000ドン。量は少ないけど、疲れた体に冷たくてあまーいコーヒーが沁みます。。
しばしカフェでまったりして、再び街歩き。・・・が、特に行くところもなく、時間も迫ってきたので夕食にします。
入ったのは、コチラのレストラン。観光客向けのレストランで、キレイで安心です(トイレもキレイ)。
駅のすぐそばにあり、他にあまりお店がないので、すぐ見つけられます。
ベトナム料理の他、ステーキなどの洋食メニューもありました。
ベトナムのスプライト! 缶の文字がなんだかカワイイ♪
ストローがこんな風に挟まれて出てきました。
「Fried noodle with vegetable & tomato」 55,000ドン・・・野菜の焼そば。あまり覚えてませんが、普通に美味しかったかと。。
「Grilled Beef sause BBQ」125,000ドン・・・牛ステーキ BBQソース。
これが、うーんイマイチでした。。お肉がちょっとクセがある感じがして、牛は牛でも水牛なんじゃないか、、と話してました(汗)残念。。
最後にホットコーヒー25,000ドンを頼んだのですが、気づけば時間があまりない!! ホットが熱くて飲めず、氷をもらってアイスコーヒーに。一気飲みしました(笑)
荷物を受け取りに行き、ラオカイ駅へ。
すると、昼間見た駅が真っ暗・・・えっ!?もう駅閉まっちゃた??入口がどこか分かりません。えーどっから入るのー?電車間に合わないかもー!
プチパニックになりつつ、近くにホテルがあったので、聞いてみようとホテルへ。・・・誰もいない。。
ホテルなのになんで人がいないのよー! と、焦っていたら、人が来たので、「ラオカイ駅の入口はどこか?」と英語で聞いたところ、あまり通じない様子。
何回か聞いたところ、通じたようで、図を描いてくれました。
それを見ると、昼間見たキレイな駅はまだ完成していないのか使っておらず、その脇に古い駅の入口があるとのこと。
慌ててスーツケースをガラガラ引いて行くと、こじんまりした駅があるではありませんか!良かったー。
今度は、どの列車なのか分からなーい! 係の人に聞いて、人の流れについて行くと、予約した列車『Fanxipan』にたどり着きました。
ラオカイからハノイの寝台列車は、いくつかの会社が運行していて、車両によって会社が違いランクも違います。
最も安いのだと、3段ベッドでベッドのクッションも良くなく、それぞれの個室の仕切り(ドア)がないタイプになります。
さすがに、ランクの低い列車は不安だし一晩も乗っているので、いい方の列車にしました。
『Fanxipan』という会社の列車で、利用したのは4人部屋の個室タイプで一人70ドルです。
夜行列車『Fanxipan』でハノイへ
それぞれの個室には、鍵付きのドアがあって安心です。車内販売もありました。
私はトイレは利用しませんでしたが、まぁ普通とのこと。
個室の中はこんな感じ。2段ベッドが両脇にあり、スナックが置いてありました。
とても清潔で、ここならゆっくり寝れそう。ベッドの下に、スーツケースも収まりました。
お水と歯ブラシも備えつけてあり、ありがたい!
心配なのは、同室の人がどんな人か。怖い人やうるさい人だったらどうしよう・・と思っていたら、同室の人は欧米系の若いカップルでした。
このカップル、ちょっと話をしたところ、デンマーク人で2カ月くらい二人で旅をしているのだそう。
この二人は、寝る前までずっとトランプをしてました。多分、旅中ずっとやってて勝負をしているよう。
おとなしい感じで、なんとも微笑ましいカップルで、安心しました。
20:05にラオカイを出発し、翌朝4:20ハノイ着予定です。23時前くらいまで、おしゃべりなどをしてまったり過ごし就寝。
肝心なベッドの寝心地はというと、なんとも快適だったのです!
マットも枕もちょうどよく、何より清潔で寝心地良かったです。電車の揺れはありますが、疲れているせいかあまり気にならず、揺れも心地良かった感じ。
やっぱりちゃんと横になって寝られるのは大切ですよね。
途中かなりゆっくり走ったり、止まったりもしながら、8時間かけてハノイへ向かいました。
そして、早朝ハノイに到着! 思っていたよりずっと快適で、楽しい列車の旅でした。
ハノイ駅のホーム
まだ暗い中、タクシーをつかまえて市内に向かいます。
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