ミャンマーでは、女性や子供が頬に黄色っぽいファンデーションのようなものを塗っているのをよく見かけます。これは、「タナカ」といってミャンマーの伝統的なおしゃれの一つだそうです。
「タナカ」とは、ミカン科ゲッキツ属の木の粉で、その粉に水を加えてペースト状にして使用します。
タナカの効能は色々あり、今回そのタナカで作った石鹸を使ってみましたので、ご紹介したいと思います。
約2カ月かけてミャンマーで作られる、完全手作り石鹸
今回購入したのは、『MESOap(メソープ)』というもので、「MESO」というミャンマー教育支援機構の事業で、手作り無添加石鹸の製造販売をしているものです。このMESOap事業はミャンマーにおける雇用機会を増やし、経済的自立を支援することにも貢献しているのだそうです。
「タナカ」の効果をご紹介しましょう!
- 皮膚の病気を治してくれる
- 香りがとてもいい
- 体の熱をとってくれる
- 毛穴を引き締めて吹き出物を防ぐ
- 日焼け止め
- オイリー肌を防ぐ
このように様々な効果があり、美容にも健康にも良いとされています。
そのため、ミャンマーの女性は入浴後、体全体にタナカを塗っているそうです。
写真左は、頬にタナカを塗ってる女性たち。右は、通りでタナカを売っている女性です。
こんな、美容にも健康にも良い「タナカ」で作られた石鹸が、良くない訳がないですよね!?
★「メソープ・タナカ」がお肌に良い理由(参照:「メソープ」リーフレット)
- 日差しの強い東南アジアの女性の肌を守ってきた天然成分「タナカ」
- 90%以上が天然由来成分
- 自然の恵みをそのまま生かす低温製造(コールドプロセス)
- すべての工程を2カ月かけて作っているため、生産数には限りがあります
- ダブル洗顔で、メイクもきれいに落とせるので、経済的
このメソープ・タナカが届いたとき、こんなかわいらしい紙袋も一緒に同封されていました。
そして、洗顔ネットも。
石鹸を包んでいるパッケージですが、これもミャンマー産で、ミャンマーのシャン州南部で天然素材から一枚一枚作られている手漉き紙を使用し、一つ一つ手で包装されているそうです。
天然素材っぽさが伝わってきますよね。
石鹸は、ベージュ色で素朴な感じです。
使用感はというと、まず香りが優しいです。
天然素材というと、ちょっとクセのある香りがするのかなと思いましたが、そんなことは全くないです。
洗顔に使いましたが、泡立ちも良く、しっとりと仕上がります。
ダブル洗顔はちょっと苦手だったのですが、以前ご紹介したアレッポの石鹸(記事はコチラ→ローレルオイル40%以上含有『アレッポの石鹸 EXTRA40』)で毎日ダブル洗顔をしたところ、小鼻の詰まりが取れたような気がします!
ちゃんと洗顔ネットで泡立てて丁寧に洗顔すれば、効果は出るのですね!
なので、このタナカを使う時も、しっかりと泡立ててダブル洗顔をしています。
注意が必要なのは、天然由来成分で作られているので、石鹸が溶けやすいということです。お風呂場に放置しておきますと、すぐに溶けて小さくなってしまうのでご注意ください!蓋つきのソープディッシュを使うのががいいと思います。
このメソープ、タナカの他に「ナチュラル」「竹炭」「モリンガ」があります。
どれもそれぞれ特徴があって、お肌にやさしい石鹸なので、機会があったら使ってみたいと思います♪
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