トムヤムクン味のカップラーメンと言えば、日清の「トムヤムクンヌードル」
2014年4月に発売されるやいなや、生産が追いつかなくなるほどの売れ行きで、一時販売中止になったのは有名な話。
今では、日清カップヌードルの定番商品のひとつになっていて、この成功に追従して、いろいろなメーカーがトムヤム味のカップラーメンを発売しています。
だけど、そんな、トムヤム味のラーメンにも、元祖があります。
そう!日本(世界?)で初めてトムヤムスープにラーメンを入れて売り出したお店「ティーヌン」です?
2016年4月4日、エースコックから発売された「ティーヌン」監修のカップラーメン、「ティーヌン監修 元祖トムヤムラーメン」(205円)を食べてみたので、レポートします。
パクチーマシマシ!日清のよりも本場感あり!
真っ赤でインパクト抜群のパッケージ
「ティーヌン監修 元祖トムヤムラーメン」のパッケージです。
見てください!
真っ赤なバックに、黄色ででっかく書かれた「元祖 トムヤム」の文字★
インパクト抜群です!
タイ料理屋「ティーヌン」は、まだタイ料理が日本で一般的でなかった1992年、高田馬場の早稲田通りにオープンしたお店。
お店のオーナーは、タイ料理に惚れ込んだという日本人の方です。
タイの代表的なスープ「トムヤム」と日本で親しまれている「ラーメン」をコラボしたいと考え、試行錯誤の上で生まれたのが「トムヤムラーメン」なのだとのこと。
「ティーヌン」が生み出した「トムヤムラーメン」
そもそも、本場タイには「トムヤムラーメン」はなかったそうなのですが、いつしかこれがタイ本国にも伝わり、現在ではタイで一般的なメニューになっているのだとか。
本国タイの食生活にも影響を与えてしまうなんてびっくり!
まさに、”元祖”「トムヤムラーメン」です。
パクチーマシマシ!「パクチー量3倍」
「ティーヌン監修 元祖トムヤムラーメン」のカップを横から見たところ。
パッケージには、「パクチーマシマシ」※2015年3月発売品比「パクチー量3倍」の文字が!
実は、このエースコックの「ティーヌン監修 元祖トムヤムラーメン」、初めて発売されたのは2015年の3月。
日清の「トムヤムクンヌードル」発売のちょうど1年くらい後のことです。
日清の成功にあやかって発売したのだと思われますが、たぶん、売り上げ的にイマイチ伸びなかったのでしょう。
1年後の2016年4月、エースコックは、「元祖トムヤムラーメン」のコンセプトと味を一新。
トムヤムクンカップラーメン市場に再チャレンジしてきました。
リニューアルした「元祖トムヤムラーメン」は、最近のパクチーブームを意識して、思いっ切り「パクチー押し!」
キャッチコピー「パクチーマシマシ」で一気に攻めてきましたー!
パッケージの裏面には、一面に緑のパクチーが
カップの裏面を見てください!
2015年3月発売のパッケージにはなかった、一面の緑のパクチー写真が!
パクチー大好きな、パクチー女子に思いっ切り”山盛りパクチー”をアピールしています★
上から見たところ。「ふりかけ」が載っています。
パッケージを上から見たところ。
「ふりかけ」が載っています。
この「ふりかけ」の中にパクチーが詰まっているんです。
「ティーヌン」のイメージキャラクター、トムヤムラーメンを持ったムエタイ選手
「ふりかけ」を剥がすと、「ティーヌン」のイメージキャラクター「トムヤム君」が現れます!
タイと言えば有名なのが、タイ式キックボクシング「ムエタイ」です。
トムヤムラーメンを手にしたムエタイ選手。
単純だけど、タイらしくてインパクト抜群のイメージキャラクターですね。
「ティーヌン」のお店に行くと、この「トムヤム君」の絵が入った赤いTシャツを着た店員さんがお料理を作っているのが見えます。
日本にエスニック料理店は数あれど、こういうキャラクターを使っているお店ってなかなかないです。
「トムヤムラーメン」というインパクトのある商品と、「トムヤム君」というキャッチーなキャラクター。
メディア受けもいいようで、オープン以来、テレビや雑誌に数多く取材され、認知度も高まって、たぶん、「ティーヌン」、日本のタイ料理の普及にかなり貢献しています。
蓋を開けると、中には液体スープが
具材はエビやネギ、パクチーなど
蓋を開けると、パクチーの香りがほんのり★
アジア〜ンな、タイの空気が漂ってきました♪
「ティーヌン監修 元祖トムヤムラーメン」ですが、エースコックのHPによると、
麺は、適度な弾力のある角刃のめんを使用。スープは、チキン、海老、魚醤の旨みのあるスープに、レモングラスなど複数種のスパイスを加え、ココナッツの甘みと唐辛子の辛みで仕上げ、パクチー量は3倍(2015年3月発売商品対比)。かやくは、チンゲン菜、エビ、ねぎ、赤ピーマン、パクチーを使用しているのだとのこと。
日清の「トムヤムクンヌードル」↓よりも、商品の概要も見た目もちょっとリッチな感じ。
さてさて、そろそろ準備に取り掛かりましょう〜!
お湯を入れて・・・
お箸をカチカチ叩きながら待つ事、1分、2分、3分・・・。
出来上がり〜♪
出来上がり〜♪
辺りに漂うハーブ&スパイシーなトムヤムスープの香り。
これは、なかなか期待できそう!
「液体スープ」投入!
そして、茹で上がったところで、「液体スープ」投入!
ドロッとした赤い色のスープ、いかにも辛そうです。
「ふりかけ」投入!
さらに、お次は「ふりかけ」投入!
ドライパクチーがたっぷり入った「ふりかけ」、パクチーづくしです。
さあ、いただきましょう!
まず、スープを啜って、麺をひと口ずるずると。
日清の「トムヤムクンヌードル」と違って、角刃のめんは食べ応えあり。
麺がしっかりしています。
スープは、酸っぱ辛いトムヤムの味。
うん、おいしい♪
これ、しっかりトムヤムしてます!「ティーヌン」の味です!
そして、何よりも、パクチーの味と香りがすごい!!
さすが、「パクチーマシマシ」「パクチー量3倍」
お口の中が、もうタイ気分!
さすが、元祖トムヤムラーメンの「ティーヌン」が監修しただけあって、日清の「トムヤムクンヌードル」に比べて、タイ度はかなり高い感じ!
商品のキャッチの通り、パクチーの味と香りが前面に出ているところも、エスニック料理好きとしては二重丸?
日清の「トムヤムクンヌードル」よりも、よりタイ料理好き、ディープ層向けとう味わいでしたが、パクチーがお好きな方なら好きな味だと思います。
売っているお店はあまり多くないけれども、パクチーフリークなら、見つけたら「買い」です!
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