今年で第4回目を迎える世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2017」が、9月23日(土)、24日(日)の2日間、東京お台場の「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」にて開催されました★
「ツーリズムEXPOジャパン」は、2014年に日本観光振興協会の「旅フェア日本」と日本旅行業協会の「JATA旅博」が統合して誕生したイベント。
2017年度は、”見つけよう。旅の「新しいカタチ」。”をテーマとして、出展者数は全国47都道府県、130カ国・地域、1,310企業・団体が参加。来場者数は191,500人を数えたとのこと。
昨年も訪問しましたが↓今年も昨年を上回るような盛況ぶりでした!
チケットカウンターでチケット購入。そして、会場へ
りんかい線の「国際展示場駅」から歩いて「東京ビッグサイト」へ。
「ツーリズムEXPOジャパン2017」は、昨年同様ビッグサイトの東展示場1−6ホールでの開催です。
「ツーリズムEXPOジャパン2017」の看板
チケットカウンターでチケットを購入
入場する前に、まず、チケットカウンターでチケットを購入します。
このチケットカウンター、昨年訪問した時は長い行列ができていましたが、今回は最終日の午後訪問ということもあり、すぐに受付でき、入ることができました。
「ツーリズムEXPOジャパン2017」会場マップ
チケットゲットしたので、一路会場へ!
会場は昨年と同じ場所です。
入り口で「ツーリズムEXPOジャパン2017」会場マップを確認します。
東1〜6までホールがあって、昨年とは会場の構成が少し変わっていました。
ちなみに、1〜3ホールが海外メインのブースで、4〜6ホールが国内メインのブースになっていました。
まずは、東1ホールのゲートから入って、アフリカ各国のブースを見ることにしましょうー♪
アフリカのブース
アフリカのブース。南と東アフリカの出展が多かったです。
最初に見たのが、アフリカのブース。
アフリカのブースでは、スーダン、ルワンダ、ボツワナ、マダガスカル、ケニア、ウガンダ、エチオピア航空、南部アフリカ地域観光機構などが出展していました。
マウンテンゴリラがイチ押し(ルワンダのブース)
ルワンダコーヒー豆(ルワンダのブース)
日本で一番人気のアフリカ(ケニアのブース)
マカダミアナッツがたくさん!(ケニアのブース)
ケニアブースではマカダミアナッツが。ルワンダのブースではルワンダコーヒーが試食・試飲できました。
観光紹介では、ケニアはもちろんサファリ、ルワンダはゴリラトレッキングをイチ押ししています。
1994年のルワンダ虐殺以後、ICT立国を目指し、21世紀になって急速に発展しているルワンダ。
国内の治安も良く、ビジネスのしやすい国ランキングでアフリカ3位に選ばれるなど、投資先として人気が高まっています。昨年も出展していたし、観光にも力を入れているようです。
行ってみたいです。ルワンダ。
内戦の印象が強いスーダンですが、実は観光資源も豊富(スーダンのブース)
アフリカらしいカラフルな衣装(ウガンダのブース)
南部アフリカがまとめて出展(南部アフリカ地域振興機構のブース)
VRで南アフリカを体感しよう‼︎(南アフリカのブース)
アフリカ最大の先進国(南アフリカのブース)
ウガンダのブースでは、アフリカの民族音楽の演奏が行われていました。
いいですね、アフリカンミュージック♪
アフリカはリズムとビートの世界ですね★
出展は昨年同様、東と南アフリカの国が中心で、西アフリカや中央アフリカはゼロでした。
ヨーロッパのブース
ヨーロッパのブース
お次は、アジアに次いで展示面積の広かったヨーロッパのブース。
バルカン諸国、トルコ、マルタ、ロシア、チェコ、ハンガリー、コソボ、バルト三国、ポーランド、アルメニア、ジョージア、ルーマニア、ブルガリアなどのブースを見て回りました。
ハンガリーのブース
バルカン(アルバニア、マケドニア、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア、ヘルツェゴビナ、コソボなどの地域)のブース
旅先として密かなブーム?マルタのブース
トルコ系が多く住む「北キプロス」(国連未加盟)のブース
旧ユーゴの国、コソボのブース
バルカン半島の国(アルバニア、マケドニア、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア、ヘルツェゴビナ、コソボなど)や、マルタ、北キプロスなど、まだまだ日本ではあまり知られていない国がたくさんブースを出していました。
イメージがつかない国の数々、興味津々です★
メジャーな国を行き尽くしたシニア層が次に向かう先がこういう国々なのかもしれないですね。
最近注目のバルト三国のブース
ラトビアのミトン製品など
リトアニアの木工製品
こちらはエストニアかな?
リトアニアの木製コースター
雑貨天国のラトビアのブース
先日旅行したバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のブースです。
バルト三国、最近テレビや雑誌などにも頻繁に紹介されていて、かなり注目されているみたいですね。
世界遺産に登録された美しい街並み、美味しいお料理、良好な治安、整備されたインフラ、あまり高くない物価などなど、バルト三国、おすすめの旅先です★
ポーランドのブース
最近人気のポーリッシュポタリー(ポーランド食器)
最近注目されている、可愛いと評判のポーリッシュポタリー(ポーランド食器)が展示されていました。
ポーリッシュポタリーは、ポーランド南西部の小さな町、ボレスワビエツで作られる陶器のことだそうです。
ワインがいっぱい!モルドバのブース
民族衣装が飾られたルーマニアのブース
ジョージアのブース
ルーマニアのブース
ブルガリアといえば、ローズウォーター(ブルガリアのブース)
ルーマニアワイン販売中(ルーマニアのブース)
アルメニアのブース
ヨーロッパ諸国はワインが名産の国が多いので、ワインを試飲させてくれるブースがいくつかありました。
個人的に気になったのは、訪問したバルト三国やジョージア、それと、謎なイメージなアルメニアに興味惹かれました★
中東のブース
中東のブースは、エジプト、イラン、チュニジア、オマーンしかブースがありませんでしたが、イランが結構力入っている感じ。
バム遺跡風のイランのブース
ゲシュム島の雑貨(イランのブース)
ご存知、ペルシャ絨毯など(イランのブース)
販売もされてましたが結構高いです。
エキゾチック!(イランのブース)
テレビで報道されるイメージだとあまり良くないイランですが、とても歴史ある国で、観光資源も豊富。人も親切で料理・音楽・映画・工芸美術など、素晴らしい魅力を持った国です。
青と白!地中海岸の国、チュニジアのブース
中南米・カリブのブース
中南米・カリブのブース
中南米・カリブのブースも、メスコスール観光局(アルゼンチン・ブラジル・ウルグアイ・パラグアイ)、キューバ、ボリビアだけ。
中南米・カリブのブース
音楽、野球、チェ・ゲバラ…。キューバのブース
中南米もあまり出展している国が多くなかったですが、その中でもキューバは注目ですよね!
アメリカとの国交が回復し、海外からの投資が熱を帯びつつあるキューバ。トランプ政権の誕生で若干冷や水を浴びせ掛けられた感じもありますが、旅先としても人気沸騰中です★
中央アジアのブース
ウズベキスタン??のブース
中央アジアのブースは、メインで力入っているウズベキスタンの他は、中央アジア各国の旅行会社がいくつか出展。
観光資源の豊富なウズベキスタンは特に力が入っている感じでした★
1まい=千円 2まい=千五百円(ウズベキスタンのブース)
ウズベキスタン雑貨の数々
美しい青いタイル(ウズベキスタンのブース)
ウズベキスタンのタイル
ウズベキスタンの陶器
ウズベキスタンのスザニ
中央アジア随一の観光国ウズベキスタン。
シルクロードの中心都市であった「サマルカンド」やオアシス都市の「ブハラ」や「ヒヴァ」などシルクロードロマン溢れる観光地がたくさんあります★
スザニなどの布製品やウズベキスタン陶器、木工細工やタイル製品など、雑貨も人気あります。
キルギスのブース
こちらは、キルギスのブース。
キルギスは、7000m級の山々と湖のある美しい風景と遊牧民文化が魅力の国です。
アジアのブース
日本を除けば、一番展示面積が広いアジアのブース。
日本に近いので、各国とも旅行者の誘致に積極的です。
今回は、中国、タイ、ラオス、インド、スリランカ、バングラデシュ、インドネシア、ハノイ、モンゴル、カンボジア、ネパール、モルディブ、ブータン、マカオ、香港、マレーシア、韓国、フィリピン、台湾、シンガポール、ミャンマーなどの政府や自治体の観光局、各地域の旅行会社や航空会社が多数出展。
スリランカのブース
タブラが置かれていた、インドのブース
カンボジアのブース
カンボジアの布「クロマー」を無料で配っていました♪
韓国のブース
モンゴルのブース
モンゴルのブースでは、馬頭琴(モリン・ホール)と揚琴(ヨーチン)のアンサンブルが行われていました。
インドやイランの「サントゥール」に似た打弦楽器の「揚琴」の煌びやかな音色と、中国の二胡に似た弦楽器「馬頭琴」の哀愁を帯びた旋律の組み合わせ。聴き惚れてしまいます♪
マカオのブース
ファーストキッチンのマカオ風サンドも販売中
象のゆるキャラがいました!(香港のブース)
中国のブース
パンダがたくさん!
民族衣装「ゴ」を着たスタッフ(ブータンのブース)
バングラデシュのブース
バングラデシュのカレーも美味しいんです!
バングラデシュのブース
伝統工芸のパテインの傘がたくさん飾られた、ミャンマーのブース
ベトナム・ハノイのブース
フィリピンのブースでクイズ中
インドネシアのブース
マレーシアのブース
ヤムウンセンの作り方教室(タイのブース)
スタイリッシュなバンコクのイメージ(タイのブース)
タイのブースでは、こんな格好いいイラストパネルが飾られていました★
ここ数年で1人あたりのGDPが2倍になり、急速に豊かになりつつあるタイ。訪日タイ人観光客の数もうなぎ上りですよね。
日本でも、特にタイ料理なんかはかなり一般に浸透しつつあります。
そんなタイのブースも大盛況!
ブースでのプログラムも、”ムエタイ”のパフォーマンスやタイ料理 “ヤムウンセン” 作り体験、タイ式健康法 “ルーシーダットン” 体験、タイ伝統舞踊(四地方の舞)と”チョーン・グラベン”試着体験など盛りだくさん。
マレーシアのブースでは、ボルネオ島の伝統弦楽器「サペ」の演奏が行われていました。
「サペ」は一本の木をくり抜いて作り、弦は3本~5本。メロディを奏でるのは1本の弦だけで他はベーシックな音のみを奏でるそうです。
優しい音色が心地いいですね♪
その他のブース
その他、北米や大洋州のブース、JTBやHIS、DeNAトラベルなどの旅行会社、ANA、JAL、スターアライアンス、ワンワールドなどの航空・運輸、ヒルトンやマリオットなどのホテル・旅館・宿泊施設、海外安全相談所などが出展していました。
「まだ見ぬ島に会いに行こう。」クック諸島のブース
「まだ見ぬ島に会いに行こう。」クック諸島。
う〜ん、行ってみたい★
メキシコのブース
アエロフロートのブース
全日空のブース
タイガーエアのブース
VRトラベル診断テスト
こちらは、ANAスカイホリデーの「VRトラベル診断テスト」
かなりやってみたかったですが、行列ができていて結構待ちそうだったので敢え無く断念(汗)
VRを利用した展示コーナーは色々なブースでありましたが、どこも行列ができていました。
海外安全相談所のブース
海外安全相談所のブース
「・・・まずは、・・・・・・マニュアルを読んでおくことだ・・・・・・」
話題になった「ゴルゴ13×外務省 中堅・中小企業海外安全マニュアル」です。
【あらすじ】
この数年,テロが中東や北アフリカのみならず,欧米やアジアに拡散し,今や在外邦人もテロの標的になっている。 このような状況下,外務大臣は在外邦人の安全対策のためにデューク東郷(ゴルゴ13)に協力を要請。 ゴルゴは大臣の命を受け,世界各国の在外邦人に対して,「最低限必要な安全対策」を指南するための任務を開始した・・・。
外務省のHPでゴルゴ13の書き下ろし漫画「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」(合計13話)を読むことができます。
なかなか面白いです★
ステージ、フードコート、その他イベント
Bステージ(南アフリカの太鼓ジェンベのスペシャルステージ)
「ツーリズムEXPOジャパン2017」の会場には、3つのステージが設置されていました。
そのうちのBステージで、南アフリカの太鼓ジェンベのスペシャルステージが行われるというので見に行きました♪
演奏していたのは「ドラムカフェ」というグループ。
リズムとドラミングを使ったチームビルディング・イベントやエンタテインメントを行う企業で、アパルトヘイト後の南アフリカにおける多文化な労働力をまとめるために生まれたのが起源であるのだとのこと。
フードコート
スペシャルステージを見た後、ちょっとお腹が空いてきたので、フードコートへ。
会場では、「全国ご当地どんぶり選手権 in ツーリズムEXPOジャパン2017」「ワールドフードコート」「世界のグルメ名酒博」などお食事をいただけるイベント・ブースがいくつかありました。
ご当地どんぶりもかなり惹かれましたが、今回はワールドフードコートへ。
南米料理「ママズキッチン」の店舗
レストラン・イスタンブール銀座店の店舗
ケバブ(レストラン・イスタンブール銀座店)800円
タコス(ママズキッチン)500円
パエリア(ママズキッチン)700円
コロナビール(ママズキッチン)700円
南米料理「ママズキッチン」の出店で、タコスとパエリア。トルコ料理「レストラン・イスタンブール銀座店」の出店で、ケバブを。ビールはコロナビールで♪
お味はまずまず。普通に美味しかったです。
MLBロードショー
ツーリズムEXPOジャパン2017では、MLBを体感できるベースボールテーマパーク「MLB ROADSHOW 2017」も開催されていました。
デルタ・ピッチングケージ(MLBロードショー)
元メジャーリーガー斎藤隆氏もゲスト出演してました(MLBロードショー)
ダルビッシュ有の等身大パネル(MLBロードショー)
世界の「旅」が大集結した世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2017」
今回は昨年以上に駆け足での訪問となりましたが、色々な国の空気を感じることができて、楽しむことができました★
3つあるメインステージのほか、各ブースでもいろいろなイベントや体験コーナーがあるので、じっくり見れば楽しみは満載!
来年、2018年の「ツーリズムEXPOジャパン2018」は、9月22日(木)〜23日(日)の開催予定です★
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