フリーダ・カーロ博物館|近代メキシコの女流画家「フリーダ・カーロ」の生家

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥) エスニックな旅
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女流画家フリーダ・カーロの生家を、博物館として開放した「フリーダ・カーロ博物館」

夫ディエゴ・リベラとの思い出が詰まった調度品や作品などがたくさん飾られています。

近年、フリーダ・カーロの伝記や作品集の刊行、映画の公開などにより、ファンが急増しているとのこと。ファンにとっては、必見の場所です!

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】

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行列必至!「フリーダ・カーロ博物館」

「青い家」で知られる、メキシコの女流画家フリーダ・カーロの生家。

ガイドブックで、目の覚めるようなこの青い家を見て、是非行ってみたいと思い、今回訪れました。

フリーダ・カーロ博物館は、メキシコシティの南に位置する「コヨアカン」地区にあります。

最寄りのメトロの駅からだと、徒歩20~25分かかるということなので、ホテルからタクシーで向かいました。

タクシーは、今回のメキシコ旅で初めて利用した配車アプリ『ウーバー(UBER)』で!

ホテルのあるセントロ地区からコヨアカン地区までは、車で約30分。

コヨアカンは、街路樹が茂る瀟洒な住宅街で、落ち着いていて雰囲気のいいエリアです。

さて、フリーダ・カーロ博物館に到着しました!

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】

おー♪ガイドブックで見た鮮やかな青の外壁が目に入ってきました!

色使いがとっても綺麗です☆ お天気も良かったので、すごく爽やかな感じ。これだけでテンション上がります!!

博物館のオープンは午前10:00。

休日などは、結構並ぶらしいとのことだったので、オープン前を目指して行ったのですが、到着したのは10時過ぎで、すでにたくさんの人が並んでいました。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】

入口から左右に列ができているのですが、向かって左側の列が、ネットで事前購入している人の列で、右側の列が当日購入の列。

私たちは、当日購入だったので、右側の列に並びます。

事前購入できることは知らなかったのですが、事前購入の方が確実ですし安心ですね。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】

フリーダ・カーロ博物館の前の通り。緑がたくさんで、とてもきれいな通りです。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】

博物館の入口

20分くらい並んだでしょうか。

入場料は、一人140ペソです。入って右手でチケットを購入し、入場します。

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フリーダ・カーロについて

メキシコのガイドブックを読むまで、フリーダ・カーロのことはあまり知りませんでした。

色々調べてみると、近年フリーダ・カーロの伝記や作品集の刊行、映画の公開などにより、ファンが急増しているとのこと。

日本でも、昨年6月~8月まで銀座の資生堂ギャラリーで、日本を代表する写真家、石内都さんの個展「Frida is」が開催されていました。写真展の写真は、2012年にメキシコシティのフリーダ・カーロ博物館からの依頼により、フリーダ・カーロの遺品を3週間にわたり撮影したものだそうです。

そして、石内さんのメキシコでの撮影過程に密着したドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』が昨年の同時期(6月末~)に再上映されていました。

このように、昨年は日本でもフリーダ・カーロが注目された年だったのですね。そんな時に、メキシコシティの博物館に行けたのはラッキーでした♪

 

フリーダ・カーロ(1907年-1954年)は、まだ女性アーティストが少ない時代に、自分自身のアイデンティティを模索しながらアーティストとしての地位を築いた人物で、近代メキシコを代表する女流画家です。

幼い頃の病気で右足が不自由になり、17歳でバスの大事故に遭い瀕死の重傷を負う。事故の痛みと病院での退屈な生活を紛らわせるわせるために本格的な絵を描くようになったとのこと。

華やかな刺繍やレースで飾られた民族衣装を身に着け、病気や事故で体が不自由であったにもかかわらず、コルセットに装飾を施したり、民族衣装を自分の体に合わせてアレンジしたりと、不自由な中でも常に美を意識していました。

また、トロツキーやイサム・ノグチとの恋愛、メキシコの国民的英雄だった画家ディエゴ・リベラとの2度の結婚など、情熱的な生涯は現代の女性たちに刺激を与えて、広く共感を集めているとのこと。

懸命に情熱的に生きたのだなと、感心させられます。。

 

(参考)国立宮殿のディエゴ・リベラの壁画。

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青い家

入場券を購入して、いよいよ中に入ります。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

入口を入ってすぐ、鮮やかな青色の壁が目に飛び込んできます。そして、壁の上の方には作品でしょうか。カラフルで不思議なオブジェが。。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

フリーダの描いた、フリーダとディエゴが手をつないでいる画です。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

係の人にチケットを見せて入場です。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

入ってすぐの、真っ青の壁に囲まれた中庭。

木々と扉の緑色。床とドア枠の赤茶色。この色のコントラストが何とも言えません。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

この格子の奥に見える壁には、『フリーダとディエゴはこの家に1929年から1954年共に住んだ』と書かれています。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

青い家の中には、置き物やお皿などのフリーダが好んだメキシコのインテリアの展示もありました。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

メキシコの刺繍のクッションに、ピンクのラインの入ったレースのカーテン。とてもかわいく女性らしいインテリアです♪

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)寝室

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

カラフルでかわいらしいキッチン。写真が切れてしまってますが、窓の横には鳩の模様の飾りがあります。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

フリーダの家族の肖像画でしょうか。。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

外廊下にも作品が展示されています。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

博物館の入口にもあったカラフルなガイコツなどのオブジェ。メキシコといえば、ガイコツですよね!

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

中庭には植物も置かれていて、憩いのスペースになっています。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

木々の隙間から光が差し込んで、とても爽やかできれいです☆

中庭で休憩しながら、ゆっくり回れるのは嬉しいですね。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

綺麗な民族衣装の下には、不自由だった身体を守るコルセット。。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

右奥の方にあるのは、良く見るとピラミッドです。ピラミッドさえもカラフルにしてしまうメキシコ人。

この青い家の色使いは、ホントに素敵で元気になる色使いです。

フリーダ・カーロ博物館【メキシコ】(メキシコシティ⑥)

フリーダの絵や作品、遺品などの展示物だけでなく、青い家自体や中庭、色使いなども楽しめる、見応えのある博物館でした。

メキシコに来る前に映画を見ていたら、より興味深かっただろうなー。。

身体が不自由な中でも、懸命に情熱的に生きたフリーダ・カーロをもっと知りたくなりました。

◉ Frida Kahlo Museum Museo Frida Kahlo

  • 住所:Londres 247, Del Carmen, Coyoacán, 04100 Ciudad de México, CDMX,
  • 営業時間:10時00分~17時30分

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