3月7日(土)国立オリンピック記念青少年センター(オリンピックセンター)で開催された、『第4回 ロマフェスト・ジプシー音楽舞踊祭』に行ってきました。
「ロマ」とは、ジプシーと呼ばれてきた集団のうちの、主に北インドのロマニ系に由来し中東欧に居住する移動型民族をいいます。現在バルカンやヨーロッパの様々な国で暮らすジプシーたちは、辿り着いた地域に暮らすガージョ(非ジプシー)の宗教や文化と融合し、それぞれの国ごとに独特のジプシー・フォークロールを育んできたそうです。
オリンピックセンターは、小田急線の参宮橋駅から徒歩7分ほどのことろにあります。
施設には、研修室や会議室などがあるセンター棟、体育館などがあるスポーツ棟、宿泊施設がある宿泊棟などがあり、青少年教育の振興及び健全な青少年の育成を図ることを目的とする青少年教育施設です。
インドからヨーロッパへ移動していったロマ・ジプシーの祭典
会場のNYC大ホールに到着。
事前にTIRAKITAでチケットを購入していたので、受付で名前を言ってチケットを受け取ります。
座席は真ん中辺りで、なかなか見やすい席でした。
15時からロマ・ジプシーシンポジウムがあり、ジプシーの説明紹介等がありました。
そして、16時からロマフェストフェスティバルのスタートです!
ロマ・ジプシーの舞踊の他、ダンススクールの方々の踊りもたくさんありました。
中には子供たちも参加していて、とっても可愛らしかったです。
色とりどりで豪華な衣装が、舞台をよりいっそう華やかなものにしてくれます。
上の写真の、後ろで演奏している人たちは、インドのDHOAD(ドアード)楽団で、世界80カ国を廻って1000回ものコンサートをしているというプロ。インドでもなかなか見られないそうです。演奏しているタブラ(インドの打楽器)や歌は父から子へ代々受け継がれてるものだそうです。
最初のシンポジウムの時に、このDHOADファミリーの方の歌を聴くことができたのですが、低音でずっしりと響く素晴らしいものでした。
後半には、ロマ・ジプシーの素晴らしい舞踊が続きました。
上の写真はインドのステージで、剣山の上で踊ったり、壺を頭の乗せて踊ったりする人間業とは思えないものでした!
最初、壺を頭の上に直接乗せていたのですが、コップ1つの上に壺、コップ2つ、3つと増え、最終的にはコップ4つに壺という状態で踊っていました。。迫力があって凄かったです!
圧巻だったのが、ハンガリーのボディパーカッションのダンスです!!
手で足や胸を叩いたり指を鳴らして、音を出しながら踊るのですが、その音の鋭さやキレのあるダンスは、見ていて自然と「おぉ〜!!!」と声が出てしまうような迫力のあるものでした。
写真だと雰囲気が伝わらないので、YouTubeから動画をお借りしました。
そして、フィナーレは出演者全員の登場です。
全員が揃うと、とても華やかで迫力がありますよね!
気づくと、21時近くになっていました。なんと、6時間ほども経っていたのですね。
かなりの長丁場でしたが、飽きることなく楽しむことができました!
パンフレットによると、次回は2020年に開催予定とのこと。
5年後とは!? 今回観られて良かったです♪
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