12月7日(日)、代々木公園のケヤキ並木で行われたペルーフェスティバル『OISHII PERU 美味しいペルー』に行ってきました!
料理と文化に嬉しい驚きを 美味しいペルー(OISHII PERU 2014)
このフェスは、当初9月に開催が予定されていたのですが、デング熱の影響を受けて、今回12月6日~7日に延期開催となったそうです。
日本で初めて行われる本格的なペルーフェスティバルです!
代々木公園のケヤキ並木に向かって、原宿方面から歩いていくと、まずは広場でフリーマーケットが開催されていました。
ペルーフェスは一体どこでやっているのか。。。さらに歩いて行くと、屋台が並んでいました。ここか!?・・・と思ったら、じゃがバターやら焼きそばの屋台。。。
ペルーフェスは。。。?屋台の並ぶ中を歩いて行くと、「あっ、あった!!」
やっと辿り着きました。『OISHII PERU 2014』
手作り感満載(笑)のアーチ状の入口。いいですね~
この日の東京は、気温がかなり低くてとても寒かったのですが、結構な人で賑わっている様子。
まずは、ざっとひととおり見てみましょう!
並木通りの右側に食べ物の屋台がずらっとならんでいて、左側には民芸品や食料品、衣類などが販売されているお店がありました。
ペルー料理、初めて聞く名前ばかりで、何を食べたらいいのか迷います。お値段は、500円~700円くらい。売り切れの張り紙が貼られているものもチラホラ・・・
ペルーの民芸品や衣服って、カラフルでかわいいですよね♪ アルパカのニットなんてあったかそう~
さて、小腹も空いてきたので、何か食べましょう!・・・ん?先に食券を買うんですね。
食べ物と飲み物は、先に食券(金券)を購入して、買いたいものの屋台に並び注文するシステム。
2人で2,000円分の食券を買い、何を食べようか悩んでいると、みるみるうちに「売り切れ」の張り紙が、、、
すると、売り切れてない食べ物の列に人が集中して、長蛇の列。
お腹にたまりそうな食べ物は、チキンとポークのグリルくらいしか残ってなく、チキンの列に並びました。結構な人数並んでるなぁ。
食券を先に買うので、列が進まないうちから、人がどんどん並んでいきます。しかも、チキンが焼きあがるまでに時間がかかるので、一旦焼き上がってそれがさばけると、次の焼き上がりまでしばらく列が進まない、、、うーん、効率悪いな。
寒空の中、待つこと30分くらいでしょうか。フェスの屋台で30分待ちって、結構なことですよね。このシステム、ちょっと問題では・・・!?
そして、やっとこさチキン(700円)をゲット。オープン!!
あれ?ポテトが写真と違う。。。写真はフライドポテトだったのに・・・(笑)
まぁ食べてみましょうってことで、ポテトを一口。
ちょっと冷めてるけど、食感はホクホクしてていい感じ。そして、このチキンとじゃがいもの下のソースがとっても美味♪
おいしーい☆ チキンも柔らかく、外側の皮はパリパリしてて、ソースをつけて食べると絶品!!
並んだ甲斐があったと、夢中でチキンにかぶりつきました(笑)
このチキン『ポーリョ・アラ・ブラサ』という名前で、若い雌鳥の内臓を取り除き、味付けした汁に漬け込んだチキンを炭火焼にした料理です。
シンプルだけど、漬け込んだスープとソースが効いていて、ホントに美味しかったです。
そして、ドリンクはこちら。
『チルカノ』といって、ピスコのジンジャーエール割り(500円)。ピスコとは、ピスコブドウを蒸留したもので、ペルーの国民的飲み物です。
ピスコベースのカクテルの中で最もポピュラーといえるのが、このチルカノです。
さっぱり、すっきりしていて飲みやすく、とても美味しかったです。
食券も残っていることだし、デザートでもということで、デザートコーナーへ。
正体不明なデザートを購入。前に並んでいたペルー人らしき人が買っていたので、美味しいのかと思い真似してみました。
500円のところ400円におまけしてくれました!ありがとー♪
このデザート、紫のソースが『マサモラ・モラーダ』といって、紫とうもろこしとフルーツの皮などを煮詰めて作ったもの。ちょっと弾力があって、ゼリーのような食感。フルーツの風味があって、とうもろこしが入ってるとは思えないお味です。
白いヨーグルトのようなものは、『アロス・コン・レチェ』といって、スペインのデザートだそう。日本語に訳すと、「牛乳の中のお米」!? 確かに、ライスプディングのような感じでした。お米を砂糖・生クリーム・牛乳・シナモンで煮込んで冷たく冷やして食べるデザートです。最初、不思議な味で、ちょっとビミョーかなと思いましたが、これが結構イケる。
この二つを合わせてサーブしたものが、この『デュオ・クラシコ』というデザートです。
それぞれで食べるより合わせて食べた方が、断然美味しいと思います。
そして、残りの400円で買ったのがこれ。
『クスケーニャ』ビール! ペルーのクスコの地ビールです。クスコという地名からきていて、日本語に訳すと「クスコ娘」。
これはお持ち帰りにして、後日飲みましたが、すっきり爽やかでとても飲みやすく美味しかったです。
これで食券2,000円分、ちょうど使い切りました〜! 売り切れ続出で、使い切れないんじゃないかと思ったけど、無駄なく一安心。
デザートを食べていると、楽器演奏の音楽が聞こえてきました。
その音楽の方へ行くと、フォルクローレバンドの演奏が始まっていました。その周りには、楽しげに踊っている人たち。踊っているのは、ほとんどペルーの方らしき人。とても楽しそうですね♫
ペルー(アンデス)の音楽といえば、やっぱり「コンドルが飛んでいく」ですが、この楽器の音色を聞くと、マチュピチュだとかアンデスの山々が思い浮かびます。。。
おみやげに、こんなものも買いました。
マテ茶と、インカコーン(ジャイアントコーン)。
そして、ゴールデンベリーが中に入っているチョコレート。
ゴールデンベリーって初めて聞いたので調べてみたら、「インカの失われた作物」と称されるベリーで、ペルーのアンデス山脈で先住農民によって栽培されているそうです。ビタミンC、ビタミンA、鉄分、ナイアシン(ビタミンB3)、リンなどが豊富に含まれ、美味しく美容と健康をサポートしてくれるとのこと。チョコレートの中に酸味のあるベリー、美味しかったです♪
今まで馴染みのなかったペルーですが、ペルーの料理や音楽に触れて、ちょっと身近に感じることができました。
これから少し注目してみようと思います!
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