サウスパーク【浅草】本場ケララの奥様たちが作る本物の家庭料理

サウスパーク【浅草】本場ケララの奥様たちが作る本物の家庭料理

浅草、サウスパーク 南インド料理
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浅草の浅草寺の裏手。浅草駅から馬車通りを北へ500メートルほど進んだ右手に、南インド料理店『サウスパーク』はあります。

2016年の9月にオープンしたこのお店は、南インド料理の中でも、ケララ州の家庭料理を提供しているお店。

バラエティーに富んだケララのお料理をいただける、注目の南インド料理店です。

※移転前の情報です(現在は東京都台東区浅草2-17-4 幸信ビル 102に移転)

浅草、サウスパーク

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浅草に出現した”ケララ”。お祝い料理「サッディヤ」(不定期)もあり!

浅草、サウスパーク店頭に掲げられたメニュー

浅草、サウスパークケララ独自のメニューがずらり!

店頭に掲げられたメニューの紹介看板です。

他のインド料理屋さんではあまり見掛けないお料理がたくさん!

ケララ州は、南インドの南西端にあるアラビア海沿いの細長い州です。

胡椒やカルダモン、クローブなどのスパイスの産地として知られ、古くからスパイス交易で栄えてきました。

ケララ料理の特徴は、主食がお米であり、お料理にココナッツを多用すること。そして、ヒンドゥー教以外の、キリスト教徒やイスラム教徒などの流入が多かったことから、非菜食のお料理のバリエーションが豊富なことがあげられます。

また、海産物が豊富に獲れるため、シーフードを使ったお料理も充実しています。

浅草、サウスパーク不定期提供の特別ミールス

 

上の写真は、不定期で提供される特別ミールス。

「サッディヤ」と呼ばれる、バナナの葉の上に20種類ものおかずを載せた祝い料理であるとのこと。

「サッディヤ」は、ケララ州で毎年8月末から9月にかけて行われる古代インド神話に登場するアスラの王マハーバリを讃えるお祭り「オーナム」を始め、結婚式や記念日などのイベントで提供されるのだそうです。

実は、この日はちょうど「サッディヤ」イベントがあったらしく、お隣のテーブルでは、バナナリーフに載せた「サッディヤ・ミールス」が提供されていました。

今回は「サッディヤ」を予約していなかったので、その恩恵には預かれず(涙)

次の機会を待ちたいと思います。

浅草、サウスパーク『サウスパーク』の店内

 

『サウスパーク』の店内です。

シンプルで小綺麗な店内。

奥の正面には大きなモニターがあり、ケララ州のイメージビデオを流していました。

座席は、4人掛け×5席、6人掛け×1席の合計26席。

週末のディナータイムに開店してすぐの時間に訪問し、その時はお客さんはいませんでしたが、1時間もすると満席状態に!

この日は、「サッディヤ」だったため、15人くらいのグループが来ていました。

浅草、サウスパークハウスボートの写真が

浅草、サウスパークカタカリなどケララの伝統芸能の写真

 

店内のインテリアはとてもシンプルですが、「ハウスボート」の写真があったり、「カタカリ」などケララの伝統芸能の写真があったり、ケララ風情を感じさせます。

浅草、サウスパーク「パッティンガム(Pathimugam)」入りピンクウォーター

 

座席に 案内されて、まず出てきたのが、「パッティンガム(Pathimugam)」入りピンクウォーター

「パッティンガム」という植物の芯材を水と一緒に煮出した飲み物で、飲むと血液がサラサラになり、アーユルヴェーダ的に良い飲み物だということで、南インドでは食堂でも一般の家庭でもよく飲まれているお水です。

色はインパクトありますが、お味は特にありません。

このピンクのお水が出されると、俄然”ケララ”な感じになりますね★

浅草、サウスパーク『サウスパーク』のメインコース

浅草、サウスパークケララミールスの紹介

こちらが、『サウスパーク』のミールスメニューです。

他にも、店頭で紹介されていた単品のケララ料理や、「サッディヤ」のメニュー紹介もありました。

「サッディヤ」がいただけないということだったので、今回はミールスを注文。

フィッシュとベジをチョイスしました★

浅草、サウスパーク「キリン一番搾り」(400円)

 

まずは、ビール

インドのビールがなかったので、「キリン一番搾り」を注文。

ぐびぐび飲みながら、お料理を待ちます。

浅草、サウスパーク「カニマサラ」(1,390円)

 

最初に出てきたのが、週末特別メニューの「カニマサラ」

旨味のある殻付きのカニに、スパイシーで濃厚なマサラが絡みついていて美味です★

カニの身が取りづらく、手がぐちゃぐちゃになってしまうけど、殻までしゃぶりつきたくなる美味しさ。

ビールに合います♪

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ココナッツをふんだんに使ったケララのミールスがたまらない美味しさ★

浅草、サウスパーク「ケララベジミールス」(1,690円)

 

続いてメインです。

「ケララベジミールス」。バナナの葉の形を模した銀のプレートに載って出てきました。

プレートの上には、本物のバナナの葉っぱが!

プレートの内容は↓

  • サンバル
    • イエローレンズ豆とカレーリーフや新鮮な野菜を様々なスパイスで煮込んだもの
  • ラッサム
    • トマトとタマリンドに胡椒やクミンなどのスパイスを加えたマイルドなレンズ豆のスープ
  • トーレン
    • 細かく刻んだ季節の野菜とすりおろしたココナツにマイルドなスパイスを加えたケララの伝統的な一皿
  • サラダ
    • 新鮮なサラダ
  • ピクルス
    • ケララの伝統的な家庭の味のピクルス
  • ライス
    • 日本米、バスマティ、ケララ米(季節による)
  • パパド
    • レンズ豆の粉でつくった薄焼きのスナック
  • 魚のカレー/ビーフカレー/チキンカレー/野菜カレー

野菜カレー(ケララベジミールス)の場合は、

  • アヴィヤルA
    • 野菜とスライスしたココナッツをヨーグルトで和えた伝統的なケララのひと皿
  • カランA
    • 冬瓜またはバナナをヨーグルトで和えた伝統的なケララのひと皿

が付きます。

浅草、サウスパークサンバル、ラッサム、アヴィヤル、カーラン、パパド

浅草、サウスパークトーレン、サラダ、ライス

浅草、サウスパークレモンピックル

浅草、サウスパーク「ケララフィッシュカレーミールス」(1,990円)

 

こちらは、 「ケララフィッシュカレーミールス」

お店のメニュー紹介によると、

専用の土器を使ってマンゴー科の果物コクムとチリペーストで魚を煮込んだカレー

であるとのこと。

ケララ料理は、お魚を使ったお料理が美味しいんです★

浅草、サウスパークケララフィッシュカレー

 

さて、さっそくいただきましょう〜♪

お豆感の強いサンバルも、タマリンドとブラックペッパーが効きつつも、いくぶんマイルドなラッサムも、ココナッツとマスタードシード、豆の食感が良いバランスのトーレンも、どのお料理も美味しい★

そして、ケララらしい、ココナッツふんだんのアヴィヤルやカランも、ヨーグルトのマイルド感がたまりません!

フィッシュカレーも絶品★

ココナッツとお魚、コクムの酸味とチリの辛さが抜群のマッチング♪

それから、レモンピックル。これが、美味しかった★

スキッとした強い酸味が、カレーやライスに絶妙なアクセントです!

ほんと、美味しい!美味しいの連発でした★

浅草、サウスパーク最後は混ぜ混ぜ

 

そして、最後はライスに全部のおかずをかけて混ぜ混ぜ!

サンバルとラッサム、ライスもお代わりしつつ、あっという間に平らげて満腹状態です。

浅草、サウスパーク「グラブジャムン(アイスクリーム添え)」(590円)

 

デザートは、「グラブジャムン(アイスクリーム添え)」をチョイス。

グラブジャムンにレディーボーデンのアイスを添えたものですが、甘甘のグラブジャムンに、意外とさっぱりと感じるアイスがなかなかの組み合わせでした★

浅草、サウスパーク「ケララチャイ」(300円)

 

デザートと一緒に 「ケララチャイ」もいただきます。

南インド風にしっかりと泡だてられたチャイ。スパイシーなお食事の後で、ホッとしますね★

 

どのお料理もスパイシーながらも優しいお味で、毎日でもいただけそうな『サウスパーク』のお料理。

実はこのお店、お店のオーナーがケララ出身の4人の主婦なのだとのこと。

お料理をサーブしてくれた男性スタッフ(もしかして、旦那様?)に、先日ケララに旅行したことを伝えると、厨房の方から4人の奥様連が登場。

にこやかに挨拶してくれました★

本場ケララの奥様たちが作る本物の家庭料理をいただけるお店『サウスパーク』

「サッディヤ」ミールスもいただきたいですし、リピ必至です★

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◉『サウスパーク』の地図・アクセス

※移転前の情報です(現在は東京都台東区浅草2-17-4 幸信ビル 102に移転)

  • 住所:東京都台東区浅草6-11-4
  • アクセス:浅草駅から637m
  • 営業時間:11:30~14:30 17:30~22:30
  • 定休日:無休
  • 電話:03-5603-4002

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