スーク・ハミディーエ(ダマスカス・シリア)【市場・バザール】

その土地のことを知りたいなら、まず市場に行くのがベスト!

市場には、その土地で売られているもの、食べられているもの、その土地の物価、市井の人々の日常風景を知ることができます。

今回の市場は、シリア、ダマスカスの「スーク・ハミディーエ」

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イスラム世界の人々が集まる、ダマスカス最大のスーク

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

シリアの首都ダマスカス最大のスーク「スーク・ハミディーエ」

500~600mのアーケード街で、歩行者天国になっています。並ぶお店は貴金属店や衣料品、土産物屋などが中心。たくさんの人たちにより、朝から晩まで終日賑わっています。

様々な人がいます。

白いローブを着た顎髭の老人、赤白チェックのカフィーヤを被った口髭のおじさん、黒いヴェールで全身を包み目だけ輝かせている女性・・・。同じイスラムの人といえどもその姿格好は様々です。

このスークの奥にはイスラム教第4の聖地、ウマイヤドモスクがあります。

恐らく様々な国から信者が巡礼に来ているのでしょうね。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】貴金属店

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】土産物屋

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】スークの路地

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】イスラム宗教用具のお店

メインのアーケードの周りには細かいスークの路地が網の目のように張り巡らされています。

金色がきらびやかな貴金属のお店、コーランが書かれた板などムスリムの宗教用具を扱うお店。

欧米や日本などの旅行者の姿はほとんど見かけませんでした(2004年当時)。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

それと、アイスクリーム屋がありました。シリアのアイスクリーム「ブーザ・アラビー」のお店です。

「ブーザ・アラビー」とはピスタチオ入りのバラの香りがするアイスのこと。アイスはとても粘りがあって、トルコの有名な延びるアイス「ドンドルマ」に似ています。味は濃厚ですが、意外と甘ったるくなくおいしいです。1つ25SPシリアポンド(60円)でした。

このお店、とても繁盛していて広い店内はアラブ人の老若男女で一杯。

女性が甘い物好きなのはどこの国でも同じだけど、おじさんの集団が結構たくさんいました。

イスラム教徒は教義で飲酒が禁止されているのでお酒を飲む習慣がありません。その代わりなんでしょうか。髭のおやじたちが美味しそうにアイスクリームを頬張っていました!

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

網の目のように張り巡らされたスークの路地の様子。

狭い通りに自転車やバイクなどが結構な頻度で行き交います。

この辺りは、コーランの書見台など、イスラムの宗教用具を扱うお店が並ぶ区域でしょうか。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

スパイスや漢方薬っぽいものを扱うお店。たくさんの瓶に入ったスパイスと、天井からは亀の甲羅やら色々な動物の骨が吊り下げられています。

どうやって使うんでしょうね?

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】ロウソク屋

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】スパイス屋

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】カゴ屋

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】コーヒー豆屋

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】生きた鶏を売るお店

スークに並ぶ様々なお店。水タバコ、ロウソク、スパイス、コーヒー豆、カゴ、鶏・・・。色々なお店があって見ていて飽きません。

どれも親からおじいさん、そのまたおじいさんの代から続いている歴史あるお店なのでしょうね。

この「スーク・ハミディーエ」は、中東最古のスークとしても知られています。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

お菓子屋さんです。店頭にぎっちりとお菓子がディスプレイされています。

シリアは他のアラブの国同様、お菓子やスイーツの類が豊富。ナッツ類を固めたものや蜂蜜のシロップ漬けのパイなど、おいしいお菓子が多いです。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

飲み物を売っている少年(何の飲み物かは忘れてしまいました)。

子供が店番をしていることも多いです。

ウマイヤド・モスク【ダマスカス】

ウマイヤド・モスク【ダマスカス】

こちらは、スーク・ハミディーエの先にある「ウマイヤド・モスク」(Umayyad Mosque جامع بني أمية الكبير)

705年に建設された現存する世界最古のモスクです。世界最大級の規模を持つモスクでもあります。

もとはキリスト教の洗礼者ヨハネ教会だったそうですが、7世紀にダマスカスがムスリムの支配下に入った時に敷地全体がモスクへと改装されました。このため、このモスクはローマ建築・ビザンティン建築の様式が色濃く出ています。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

夜のスーク。薄暗くなった路地の天井に明かりが灯され、それぞれのお店から灯りが漏れています。

そこを歩く、アバヤを纏ったお母さんと子供。

ダマスカスのスークの、何でもない日常の風景です。

内戦が続くシリア、こんな風景も今では見られなくなっているんでしょうか。

スーク・ハミディーエ【ダマスカス】

夜のスーク・ハミディーエ。

アーケード街が街灯に照らされ、スーク全体がオレンジ色に輝いています。

夜になってもスークには人がたくさん。みなさん買い物やウィンドウショッピングに勤しんでおりました。

世界の市場・バザール

ダマスカス(Damascus دمشق

ダマスカスはシリア(シリア・アラブ共和国)の首都。ダマスクスとも表記される。アラビア語ではディマシュク(دمشق Dimashq)で、別名をシャーム(الشام al-sham)という。日本語の聖書翻訳の慣行ではダマスコと表記する。「世界一古くから人が住み続けている都市」として知られる。カシオン山の山麓、バラダ川沿いに城壁で囲まれた古代から続く都市と新市街が広がる。現在の人口は約200万人といわれるが、都市圏全体では400万人に迫るといわれる。

ダマスカス – Wikipedia

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