豫園、外灘、浦東地区。新旧の街並みが面白い!冬の上海まち散歩【中国】

黄浦江の眺め 【上海】

中国最大の都市、上海。

その常住人口は、2400万人を超えると言われています。

2002年の年末、私は大阪から出航する「蘇州号」に乗って上海へと向かいました。

「蘇州号」は、14410トンとかなり大きな船で、船内にはレストランやバー、ゲームコーナーなどもあります。船賃は雑魚寝の2等室Bで2,0000円。他にも1等、特等、貴賓室などがあります。

中国のビザも船内で取得することができました(当時)。

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冬の上海に到着

船は大阪を正午に発った後、丸二日かけて上海へと向かいます。

そして、2日後の朝、船は中国大陸に到達しました。

黄浦江の眺め 【上海】黄浦江の風景

黄浦江の眺め 【上海】コンテナ船用のクレーン

河口から上海の街まで、黄浦江を遡ります。

しばらくすると、両岸の建物の密度が濃くなり、そのうち灰色の空に包まれた巨大都市、上海が我々の目の前に姿を現しました。

大陸への到達です!

ここから遥かヨーロッパまで、地面が繋がっているのです。

中山東一路 【中国、上海】外灘沿いの中山東一路

12月の上海。

この時期の上海はとても寒く、氷点下になることもあります。

緯度は南ですが、東京よりも寒いです。

写真は「中山東一路」

上海を南北に流れる「黄浦江」に沿って走る大通りで、この辺りは「外灘」(バンド)とも呼ばれます。

19世紀後半から20世紀前半まで上海租界があった地域で、通りには当時建てられた西洋式の構想建築が建ち並びます。

南宋時代の街並みからピカピカの高層ビル群まで

上海路地裏風景 【中国、上海】上海の下町風景。アジアな雰囲気です。

上海の魅力は、南宋時代からの古い街並み、租界時代の西洋風の街並み、そして、現代の上海の発展を象徴するような近未来的な街並みが、同じ風景の中に同居しているところ。

日本の昭和初期みたいな佇まいの家並みの向こうに、ピカピカの超高層ビルが建っていたりします。

その落差がすごいです!

上海路地裏風景 【中国、上海】路上の市場で鶏肉が売られていました。

上海路地裏風景 【中国、上海】上海蟹お買い上げ❗️ぎっしり詰まっています。

上海の街の風景【中国、上海】道端で魚が売られてます。

上海の街の風景【中国、上海】長〜い魚がたくさん❗️

上海の街角 【中国、上海】現代的な上海の街並み

大世界 【中国、上海】大世界

上海の地下鉄 【中国、上海】上海の地下鉄

上海の街の風景【中国、上海】上海の街角

上海路地裏風景 【中国、上海】煉瓦の建物が並ぶ界隈

上海路地裏風景 【中国、上海】本を読む子供たち

上海の街の風景【中国、上海】冬の上海は寒いです

上海の街の風景【中国、上海】新聞を見る人たち

21世紀になって急速に発展し続けている上海の街。

20年前には、まっさらな土地だった川向こうの浦東地区も、今や高層ビルが林立する超近代的都市です。

写真は、2002年の様子ですが、今はかなり変わっているかもしれません。

意外と新しい、大都会「上海」

上海の街の風景【中国、上海】豫園近くの古い家並み

4000年の歴史のある中国において、上海はそれほど古い町じゃありません。

7〜10世紀頃、唐の時代、上海は小さな漁村に過ぎませんでした。

その後、13世紀の南宋時代には、内陸部と沿海部を結ぶ物流の中心地として発展。

14〜17世紀の明の時代には、綿織物産業の中心地として大いに栄えたそうです。

上海の街の風景【中国、上海】老人たちの集い

豫園【中国、上海】風情ある界隈を三輪車が走ります。

上海が現在のような大都市になったのは、1843年の南京条約締結以後のこと。

イギリス、フランス、アメリカが「租界」と呼ばれる居留地を設け、欧米の金融機関が進出し、中国金融の中心地となり、「東洋のパリ」と呼ばれるほど繁栄したそうです。

美味しい上海の食事に舌鼓

おいしい包子の昼飯 【中国、上海】包子(パオズ)3つと白滝や湯葉などが入ったスープ

上海の食堂にて【中国、上海】食堂の女の子とおばちゃん

上海は食事が美味しいです❗️

写真は、包子(パオズ)3つと白滝や湯葉などが入ったスープ。合わせて8元(120円)です。

安いし美味しいし、お店の女の子もニコニコしていて可愛いし、おばさんも親切。

満足のランチでした❗️

豫園の中にある点心の店「緑波廊酒樓」【上海】「緑波廊酒樓」の点心

豫園の中にある点心の店「緑波廊酒樓」【上海】肉汁がジューシーで美味しい!

他にも点心とか、ワンタンとか、火鍋とか、いろいろ食べました。

どこへ行っても美味しい料理ばかり。

高級なお店ももちろん美味しいですが、なんでもない普通の食堂も美味しいんです。

上海、外灘の朝

上海、外灘の朝【上海】上海の1日が始まります❗️

ある日、上海、外灘の朝。

ホテルの部屋に差し込む陽光で目を覚ました私は、身支度を整え、外灘遊歩道に出掛けることにしました。

かつて、日本人租界があった虹口地区。その南の端に、1846年創業の上海で最も歴史あるホテルである「浦江飯店」があります。

クラシカルなロビーを抜け建物の外に出ると、切るような寒さが体に突き刺さってきました。

真冬の1月であるこの日、朝の気温はマイナス5度を記録していました。

凧揚げ【上海、外灘の朝】冬の外灘の朝、凧揚げをする人たちがいました。

浦江飯店を出て南へ、外白渡橋を渡ります。

中山東一路と並行して蘇州河に架かるこの鉄橋は、1856年に架けられたもの。

現在の橋は1907年の完成であるとのこと。

橋を渡りながら、広大な黄浦江を眺ると、対岸からは、浦東のビル群とその挟間からゆっくりと昇りゆく太陽が見えました。

太極拳をする銀色の達人【上海、外灘の朝】太極拳をする人々がいます。

橋を渡ると、黄浦公園があります。

ここは、1868年にスコットランド人によって造営された上海初の西洋式公園です。

園内では、いくつかの集団が太極拳をゆらゆらと行っており、敷地内に設置された健康器具でギコギコと体を動かしている人々も大勢いました。

公園からは、黄浦江沿いに「外灘遊歩道」がぐるりと続いています。

外灘遊歩道は、「バンド」と呼ばれる旧共同租界のコロニアル建築群と黄浦江の間にある遊歩道のことで、上海に来た人は一度は歩くと思われる上海を象徴するような場所。

早朝のため人通りはそれほど多くはありませんでしたが、ここにも太極拳をするグループがいくつかいました。

上海、外灘の朝【上海】上海の日の出

対岸の浦東地区を眺めます。

東方明珠塔や金茂大厦が見えます。

その向こうから日の出が昇ってきます。

太陽の光が建ち並ぶ建物群を輝かせ、それとともに、身を切るような寒さが和らぎ始めます。

輪郭をあらわにした街のざわめきが次第に大きくなっていきます。

2500万都市のモーター音が徐々に唸りを上げ始めました❗️

※次の記事→華やかな中国風の商店街「豫園商城」を歩き、うねうねとした「龍壁」を見る【上海】

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