♪カルリーニョス・ブラウン(オムレツマン)サルヴァドール生まれのカリスマ

カルリーニョス・ブラウン【音楽】

ブラジル北東部の大西洋岸にある港町、バイーア州の州都「サルヴァドール」

16世紀から18世紀半ばまで約250年の間ブラジルの首都であり続けたこの町は、かつての支配者であったポルトガルと、奴隷として連れてこられたアフリカ黒人の文化が混じり合い、豊穣な文化が産み出されてきました。

バイーア州は、ブラジルの中でも特にアフリカ系黒人の割合が多く、彼らによってこの地で生まれたもの、そして、ブラジルを代表する文化となったものが数多くあります。

奴隷の格闘技をルーツに持つ舞踏「カポエイラ」や、黒人のリズムがベースとなった「サンバ」、そして、ブラジルと言えば「カーニバル」❗️

あの「カーニバル」もバイーア発祥だと言われているのです。

バイーア州の州都「サルヴァドール」からは、ドリヴァル・カイーミやジルベルト・ジル、ガル・コスタなど、ブラジルを代表する多くのミュージシャンが生まれました。

そんな「サルヴァドール」が生んだ現代の最高の才能のひとりが、この「カルリーニョス・ブラウン(Carlinhos Brown)」です。

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サルヴァドールの街が生んだ天才「カルリーニョス・ブラウン」

Carlinhos Brown – Water my Girl

上の曲は、「カルリーニョス・ブラウン」2枚目のオリジナルアルバム「オムレツ・マン(Omelete Man)」の曲「ウォーター・マイ・ガール(Water my Girl)」

レゲエ的なリズムに、ポップなメロディーラインがとても心地いいです❗️

「カルリーニョス・ブラウン」は、1962年生まれ。

子供の頃からパーカッションに親しんでいた彼は、若くしてスタジオ・ミュージシャンとしての活動を始め、ブラジルのミュージック・シーンで頭角を現していきます。

彼が世間に注目されたのは1987年のこと。

大御所である「カエターノ・ヴェローゾ」のバンドにパーカッショニストとして参加したのがきっかけでした。

その後、彼は、ビル・ラズウェルやセルジオ・メンデスのアルバムにも参加。

1996年には、ソロ・デビュー作「バイーアの空のもとで(Alfagamabetizado)」をリリース。

現在まで12枚のオリジナル・アルバムをリリースしています。

Carlinhos Brown – Soul By Soul

上の曲は、「ソウル・バイ・ソウル(Soul By Soul)」

ビートルズっぽいメロディーラインに存在感のあるブラウンの声、女性コーラスとパーカッションのリズムが小気味良く入っています。

メロディーから曲の運びまで、すごい音楽的才能を感じる曲です。

2014年2月24日にタモリ倶楽部の「空耳アワー」でこの曲が紹介されたのですが、「すごいいい曲!」と話題になってました!

Carlinhos Brown – Vitamina ser

「ヴィタミナ・セール(Vitamina Ser)」です。

ファンク・レゲエなリズムがアンダーグラウンドな雰囲気を感じさせるアグレッシブな曲。

中原仁氏によるアルバムのライナーノーツによると、

これらの曲での、ポルトガル語と英語とアフリカの言葉をアナーキーに組み合わせた歌詞づくりの発想もみごとにブッ飛んでいる。動物的な音感に基づく言語感覚は、その道の法師カエターノ・ヴェローゾとも肌合いの違う、ブラウンのオリジナル・ブランドだ。

アルバム・ライナーノーツ:中原仁氏

とのこと。

Carlinhos Brown – Farao

こちらは、「ファラオ(Farao)」

ノリノリ、カーニヴァルのストリートパワー炸裂の一曲です♪

「カルリーニョス・ブラウン」で忘れてはならないのが、「チンバラーダ(Timbalada)」としての活動です。

彼は、自身の生家のあるバイーア州サルヴァドール、カンヂアル地区の若者たちを集めて、ストリート・パーカッショングループ「チンバラーダ(Timbalada)」を結成。

貧しい若者たちに音楽という道を与え、地域に貢献する「チンバラーダ」の活動は賞賛され、1993年にリリースされた「チンバラーダ」のファースト・アルバムもブラジル国内で高い評価を受けたそうです。

この曲、「ファラオ」は、そんな「チンバラーダ」の曲と同じリフも登場するという、ストリート感満点の一曲です🎵

Carlinhos Brown – Amantes Cinzas

「灰色の恋人たち(Amantes Cinzas)」です。

ノスタルジックなリオのサンバとサンバヘギ(サンバ・レゲエ)をミックスさせた曲であるとのこと。

この曲、大好きです❗️

歌詞の内容は、カーニバルが終わった後の「灰の水曜日」の朝の恋人たちを歌った歌ですが、祭りの後のちょっとした物悲しさと、ユーモラスな可笑しみが感じられて、なかなかいい雰囲気の曲。

「カルリーニョス・ブラウン」、日本では知る人ぞ知るという感じですが、すごい音楽的才能のあるミュージシャンだと思います。

このアルバム「オムレツ・マン(Omelete Man)」も大傑作❗️

素晴らしい曲満載🌟

オススメのアルバムです❗️

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