ビシュケクからマルシュルートカで7時間。イシク・クル湖東端の町「カラコル」へ★【キルギス旅④】

※前回の記事→アルマトイからエア・アスタナでキルギスの首都ビシュケクへ【キルギス旅③】

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】

前日、カザフスタンのアルマトイから飛行機でキルギス(Kyrgyz:Кыргыз)の首都ビシュケク(Bishkek:Бишкек)に到着。

一泊した翌日、すぐに東部の町カラコル(Karakol:Каракол)へと向かいます。

カラコルへは、乗り合いタクシー(マルシュルートカ)に乗っての移動。およそ7時間の長旅です。

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中央アジアの国キルギス

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ホテルの屋上から見たビシュケクの日の出

朝、早起きしてホテルの屋上から日の出を見ました。

朝は少し肌寒いですが、真夏のビシュケクの平均気温は30度ほど。

今日もよいお天気の模様。

ちなみに、ビシュケクは、一年のうち晴天が平均322日もあるそうです。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ビシュケクの朝

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ビシュケクの街とアラ・トー山地

ビシュケクの標高は約800mほどですが、街の南側には、4,000m級の高峰を擁するアラ・トー山地の姿が見えます。

首都から見える万年雪をいただいた白い峰々の姿は、この国が山岳国家であることをわからせてくれます。

キルギス国旗【キルギス旅④】キルギス国旗

さて、このキルギスという国、いったいどんな所なのか、ちょこっと説明。

「キルギス(Kyrgyz:Кыргыз)」は、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家。

北はカザフスタン、東は中国、南はタジキスタンとウズベキスタンに囲まれた内陸国です。

国土の40%が標高3,000mを超える山国で、中国との国境沿いには天山山脈が、タジキスタンとの国境沿いにはパミール高原が広がっています。

匈奴、突厥、唐、モンゴルなどに支配されてきたこの地にキルギス民族がやってきたのは16世紀の頃。

19世紀初頭に彼らはウズベク系のコーカンド・ハン国の支配下に入りますが、19世紀後半になると、南下してきたロシア帝国に併合され、1910年代からはソビエト連邦の一地域となりました。

キルギスが独立したのは、ソビエトでクーデターのあった1991年のこと。

その後、数回の政変の後、2011年からはアルマズベク・アタンバエフが大統領に就任しています。

キルギスMAP【キルギス旅④】キルギスMAP

民族は、キルギス人が72.6%と多数を占め、ウズベク人14.5%ロシア人6.4%と続きます。

言語は、キルギス語が国家語ロシア語が公用語。宗教はイスラム教が75%キリスト教正教会が20%の割合。

産業は、農業(綿花、タバコなど)、鉱業(金、水銀など)、観光業が中心。キルギスへの最大援助国は日本です。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ガーデンホテルの朝食バイキング

宿泊していたガーデンホテルで朝食バイキングをいただきました。

洋食メインでしたが、なかなか美味しかったです。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ビシュケク〜カラコル

さて、食後、屋上に登ってビシュケクの風景を眺め見た後、荷物をまとめ、チェックアウト。

8時に旅行会社のテンチクさんとロビーで待ち合わせです。

 マルシュルートカに乗って東部の町「カラコル」へと出発!

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ビシュケク市内の風景

8時にホテルのロビーでテンチクさんと再会し、ガイド費用の支払いを済ませた後、彼の車に乗ってさっそく出発!

バスターミナルへと向かいます。

ビシュケクの街の風景を眺めながら日本語が堪能なテンチクさんと少し会話します。

テンチクさんは、ビシュケクの国立大学で日本語を学んだのち、日本の中古車を輸入するビジネスに携わったそうですが、政府の規制の変更があったため商売替えをし、現在の旅行会社(JKSキルギス現地旅行会社)を立ち上げたのだとのこと。

テンチクさんの話では、キルギス人は日本に対してとても良い印象を持っているのだとのこと。

また、日本と同じく、ロシアに対しても良い印象を持っている人が多く、逆にアメリカに対しては多くの人が悪い印象を持っているのだとのこと。

以前訪問したコーカサスの国ジョージアは、キルギスとは逆に親米・反露だったので、同じ旧ソ連圏でもいろいろあるのだなと印象に残りました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ビシュケクの西バスターミナル

15分ほどで、ビシュケクの西バスターミナルに到着。

西バスターミナルの手前の道路沿いには、たくさんのミニバスが並んで客待ちをしていましたが、テンチクさんによると、それらのミニバスの中にはぼったくりバスも多いのだとか。

西バスターミナルは、黄金色の目立った外観の建物で、カザフスタンのアルマトイやキルギス国内の各地方へと向かう大型バスが発着しています。

我々が向かったのは、バスターミナルの建物東側にあるミニバス乗り場。

ここからは、アルマトイやチョルポンアタ、カラコルへ向かう乗り合いミニバス(マルシュルートカ)が発着していました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】カラコル行きマルシュルートカ

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】よく見るとフロントガラスが割れています(汗)

こちらが、カラコル行きのマルシュルートカ。料金は300キルギスソム(510円)

テンチクさんとはここでお別れ。バスターミナルまでピックアップしてくれて助かりました。感謝です!

マルシュルートカに乗っている乗客は3人ほど。マルシュルートカは、人数が集まるまで出発しないので、気長に待つことにします。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】人数が集まったのでカラコルへ向けて出発!

1時間ほどして人数が集まり、マルシュルートカの車内が満席になったところで出発!

カラコルまでは7時間ほど。長旅の始まりです★

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】途中で立ち寄った国道沿いの市場

マルシュルートカはビシュケク市内を抜け国道365号線を東へ。広大な草原地帯へと入っていきます。

しばらく走ったところで、国道沿いの市場に立ち寄り。乗客の幾人かが果物を買いに市場へと走りました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】果物や野菜がたくさん!

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】スイカとメロンが並んでいます

キルギスでは、りんご、ぶどう、プラム、イチジク、オレンジ、桃、梨、いちご、あんず、ブルーベリー、ラズベリーなど様々な果物が売られていますが、この夏の時期、一番存在感を出していたのが、スイカとメロン。

どの市場でも大きなスイカの玉と、長いメロンの実がズラリと並んでいました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】草原地帯を進む

市場を出発し、マルシュルートカは再び東へ。

風景は緑鮮やかな草原地帯から次第に荒涼とした風景へと変化していきます。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】徐々に山が迫ってきました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】街道沿いの食堂でランチ

3時間ほど走ったところで、マルシュルートカは街道沿いのドライブインに停車しました。

ここでランチタイム休憩を取るようです。

さっそく、車を降りて食堂へと向かいます。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ドライブインで売られていた蜂蜜

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ドライブインの食堂

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】売店とキルギス帽子(カルパック)を被ったおじいさん

ドライブインの中の食堂です。

なかなか広々として清潔な雰囲気。

マルシュルートカの乗客たちは、売店でピロシキやナンを買う人、食堂でお料理を注文する人、何も買わずバスの中で持ってきた食べ物を食べる人と、様々。

自分は、せっかくだからと、食堂でお料理を注文することにしました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】ラグマン(140キルギスソム:238円)

注文したのは、「ラグマン」(140キルギスソム:238円)

トマトベースのスープの中に、小麦粉で出来た手延べ麺、赤ピーマン、玉ねぎや瓜などのお野菜、お肉、パクチーや唐辛子などの香辛料が入った、中央アジアの代表的な麺料理です。

このラグマン、しっかりとコシのある麺にピリ辛のスープと具材がマッチして、シンプルながらかなり美味しかったです★

休憩時間は長くはないようだったので、素早くかっこんで急いでマルシュルートカへ。

すると、マルシュルートカは出発する直前でした(汗)

イシク・クル湖を右手に眺めながら東へ。そして、湖の最東端に位置するカラコルの町に到着

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】車窓から「イシク・クル湖」が見えました!

ドライブインを出発し、しばらくすると大きめの町を通過。そして、そのうち、右手に青々とした水面が見えてきました。

「イシク・クル湖(Issyk-Kul:Ысык-Көл)」です!

長さ182km、幅60km、面積は6,236㎢で琵琶湖の9倍の大きさがあり、最大深度は668m。

透明度は20mを超え、世界第二位の透明度と言われています。

また、標高1,606mの高地にありながら、冬でも湖面が凍らない不凍湖です。

湖底には無数の遺跡が水没しているそうですが、遺跡の詳細については未だ謎に包まれているのだとのこと。

なお、ソビエト時代は外国人の湖畔への立ち入りは禁じられていたようで、こうやって外国人が訪問できるようになったのは、ここ20年ほどのことだそうです。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】世界第二位の透明度の湖「イシク・クル湖」

神秘的な「イシク・クル湖」ですが、現在、湖畔は観光スポットとして大いに売り出し中の様子。

湖を眺めながらしばらく進むと、賑やかな街に到着しました。

イシク・クル湖岸最大の避暑地「チョルポン・アタ」です。

「チョルポン・アタ」は、中央アジア各地からの湖水浴客で賑わう町で、付近の湖岸にはカラフルなパラソルが並ぶビーチが続いておりました。

この町でマルシュルートカの乗客のうちの何割かが下車。代わりにカラコルへ向かうお客さんが数名乗車してきました。

「チョルポン・アタ」を過ぎ、引き続き「イシク・クル湖」を右手に眺めながら進んでいきます。

そして、ビシュケクから約400㎞、およそ7時間かかって、マルシュルートカは、ようやく、イシク・クル湖の東端に位置する町「カラコル(Karakol:Каракол)」に到着しました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】宿泊した「Madanur Hotel」

マルシュルートカは、カラコルの中心、メインストリート沿いの「ツム百貨店」の前に到着しました。

ここから、メインストリートを12分ほど南西に歩き、スタジアムのある公園を過ぎた右手に、宿泊したホテル「Madanur Hotel」がありました。

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】「Madanur Hotel」の部屋

ビシュケク〜カラコル【キルギス旅④】必要充分なトイレ&バスルーム

「Madanur Hotel」は、Booking.comで事前予約しました。

宿泊料金は、1,725キルギスソム(2,932円)

町の中心からちょっと離れているのが玉に瑕ですが、部屋は清潔で設備も必要充分。スタッフの感じも良く、お値段も安めで、なかなかGoodなホテルです。

ビシュケク→カラコルMAP【キルギス旅④】ビシュケク〜カラコルMAP

さて、翌日は、海抜約3,000mの高地にある温泉地「アルティン・アラシャン」へのトレッキングの日。

朝9時半にガイドとホテルのロビーで待ち合わせし、山歩きへと向かいます。

※次の記事→絶景の谷「アルティン・アラシャン」へのトレッキング(5時間半)【キルギス旅⑤】

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