バリエーション豊か!本場ペルー料理に舌鼓『アルコ イリス ベンボス』@五反田

バリエーション豊か!本場ペルー料理に舌鼓『アルコ イリス ベンボス』@五反田

五反田、アルコイリス 中南米料理
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五反田、アルコイリス五反田の繁華街の一画にある『アルコ イリス ベンボス』

五反田、アルコイリス『アルコ イリス ベンボス』の看板

五反田駅東口から徒歩3分、歓楽街の入り口の一画にある雑居ビルの2階に、ペルー料理店『アルコ イリス ベンボス』はあります。

このお店、日本ではまだ数少ない、本格的なペルー料理を味わえるお店。

シェフもペルー人で、調味料はペルーから取り寄せており、現地の味を楽しめるということで、在日ペルー人の方もよく訪れるお店なのだとか。

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世界の食材の約20%がペルー原産!食材の宝庫「ペルー」

五反田、アルコイリスペルー料理でからだ元気!食べログ話題のお店

五反田、アルコイリス『アルコ イリス ベンボス』の入り口

五反田、アルコイリスお店の入り口にあったペルーの地図

 

お店は階段を上がって2階にあります。

入り口には、ペルーの地図が掲げられていました。

日本と地球の正反対、南米の太平洋側にある国、ペルー

16世紀まではインカ帝国が栄え、その遺跡である「マチュピチュ遺跡」は有名ですよね。

そんなペルーですが、その国土には、太平洋岸の海岸地帯「コスタ」とアンデス山脈が連なる高地の「シエラ」、そして、アマゾン川流域のジャングル地帯「セルバ」という3つの異なった地域があり、バラエティーに富んだ食物が産出されます。

「コスタ」では豊富な海産物が獲れ、「シエラ」ではジャガイモやトウモロコシ、キヌア、トマト、トウガラシ、かぼちゃ、ピーナッツが栽培され、「セルバ」では、バナナやマンゴー、桃、イチゴ、みかんなどが採れます。

ペルーは食材の宝庫!

世界中で使われている食材の約20%はペルー原産なのだとか。

そんな豊富な食材を活かしたペルー料理は、近年世界的に注目を集めているのです。

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ペルーな雰囲気の店内で、本場ペルーの味を堪能!

五反田、アルコイリス『アルコ イリス ベンボス』の店内

 

店内は、クロスが掛けられたテーブルが並ぶシンプルなつくり。

席数はテーブル席のみで38席です。

白とペパーミントグリーンとレンガ風の装飾を基調とした内装で、壁にはペルーの国旗やインカ文明風の置物などが置かれていました。

お店のカラーリングといい、雰囲気といい、どことなくペルーな感じがします。

五反田、アルコイリスお店に掲げられたペルー国旗

五反田、アルコイリスお店の方はペルー人。クリスマスの飾り付けがなされていました。

 

ペルーはカトリックの信仰の篤い国。

クリスマスシーズンなので、クリスマスツリーやリース、電飾などのデコレーションが一杯飾られていました。

店内はクリスマス一色。

 

お店の方はペルー人のみです。

写真のおばちゃんがお料理の注文やサーブをしてくれます。もちろん、日本語堪能!

五反田、アルコイリス『アルコ イリス ベンボス』のメニュー

五反田、アルコイリススープやご飯もののメニュー

五反田、アルコイリスサラダやマリネ系のメニュー

 

さてさて、メニューを見ながら何にしようか考えます。

メニューを見ても、ペルー料理は本当にバリエーション豊かです。

魚介のマリネや回線のスープ、ジャガイモのクリームソースがけ、肉野菜の醤油炒め、肉や卵の包み蒸し、牛肉の内臓の炭火焼き、鶏肉のピラフなどなど。

アンデスの地元の料理から、植民地時代に広まったスペイン料理、移民たちが伝えたイタリア料理、中華料理、日本料理まで、ペルー料理は様々な食文化をミックスさせたお料理なのです。

五反田、アルコイリスペルーのビール「クスケーニャ」700円

 

お飲み物は、ペルーのビール「クスケーニャ」を注文。

アンデスの高地の町、クスコの地ビールが「クスケーニャ」です。

アルコール度数は5.0% 口当たりが良くて飲みやすく、後味はすっきりと爽やかで、ほんのりとした苦味が心地いい。

とっても美味しいビール。

 

この「クスケーニャ」のビン、よく見るとビンの胴の部分がクスコにある「12角の石」の形になっています!

ペルー クスコクスコにある12角の石

 

今まで何度か飲んでいたけど気づかなかったー!

ちょっとびっくりです。

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海老魚貝類ライス入りのスープ「チュペ」が絶品!

五反田、アルコイリス「ワンカイナ」(ポテト&ワンカイナソース)750円

 

お料理で最初に出てきたのが、「ワンカイナ」(ポテト&ワンカイナソース)です。

これは、「パパ・アラワンカイナ」(Papa a la Huancaína)と呼ばれる料理で、茹でたジャガイモにチーズと黄唐辛子、ミルクを混ぜて作ったソースをかけたもの。

「パパ(Papa)」はジャガイモで、「ワンカヨ(Huancayo)」は地名なので、「パパ・アラワンカイナ」はワンカヨ地方のジャガイモ料理ということになります。

 

この「ワンカイナ」、美味しかったです。

使われているジャガイモは、日本の男爵いもやメイクイーンなどとは違った味と食感ですが、サツマイモに似た食感で食べ応えあります。

かかっているソースは、チーズのクリーミーさの中に黄唐辛子がピリッと効いていて、なかなかメリハリがある感じ。

五反田、アルコイリスセビチェ」(白身魚たこイカレモン和え)1,600円

 

お次は、ペルー料理の定番中の定番「セビチェ」(白身魚たこイカレモン和え)です。

1、2センチ角くらいに切った生の白身魚やタコ、イカなどの魚介に玉ねぎやトマトを加え、レモンを絞り、コリアンダーやオレガノなどの香草を加えたマリネ風のお料理。

付け合わせに炒ったトウモロコシ(カンチャ)が添えられています。

 

レモンの酸味が白身魚やタコ、イカ、玉ねぎなどの野菜とマッチしていて美味しい!

さっぱり爽やかなお味で、コリアンダーやオレガノなどのハーブのアクセントもいい感じです。

付け合わせのカンチャも良いアクセントとなってくれます。

五反田、アルコイリス「アンティクチョ」(牛ハツ焼き、ポテト付)1,200円

 

「アンティクチョ」(牛ハツ焼き、ポテト付)です。

このお料理、インカ帝国の血を受け継ぐお料理であるとのこと。

ウシのハツ(心臓)を唐辛子やにんにく、クミン、ワインなどで作ったタレに数時間漬け込んで金串に刺し、炭火で焼いたお料理。

現地のペルーでは、屋台で串焼きの状態でよく売られているお料理です。

 

弾力のあるハツのお肉に、スパイス類の味の効いたタレがよく染み込んでいます。

食べ応えあり!です。

付け合わせのポテトとの相性も最高。

五反田、アルコイリス「チュペ」(海老魚貝類ライス入り)1,600円

 

「チュペ」(海老魚貝類ライス入り)です。

この「チュペ」、本当に美味しく、この日のベストヒットでした。

魚介の濃厚な出汁にミルクを加えたスープ。味付けにコリアンダーやクミンなどのハーブやスパイスが使われています。

具としてはジャガイモとライスが入っていて、魚介出汁のクリーミーな洋風雑炊といった感じ。

魚介出汁とミルクのクリーミーさ、ハーブやスパイスのインパクトが絶妙でした!

 

ペルーには約2000種のスープがあると言われますが、この「チュペ」、ペルー料理の奥深さを実感させられるスープでした。

五反田、アルコイリス「ピスコサワー」850円

 

ビールの次に頼んだのが、「ピスコサワー」

「ピスコ」はペルー原産の白ぶどう果汁を原料とした蒸留酒です。

アルコール度数は42%

 

「ピスコサワー」は、この「ピスコ」にレモンジュースと卵白を入れてシェイクし、泡立った上にシナモンを振りかけて作ります。

「ピスコサワー」は、ペルー人なら誰もが飲むような国民的カクテルです。

柑橘系の爽やかさに、ほどよい甘み。結構アルコール度数は強めですが、ついついグラスが進んでしまう美味しさです。

五反田、アルコイリス「レチェ アサダ」(自家製の焼きプリン)400円

 

デザートには「レチェ アサダ」(自家製の焼きプリン)を頼みました。

「レチェ アサダ」はペルーの伝統的焼きプリン。「レチェ」はミルクで「アサダ」は焼くという意味です。

甘過ぎずしつこ過ぎず、美味しいプリンでした。

五反田、アルコイリス「インカ茶」400円

 

お口直しに飲んだのが「インカ茶」

ティーバッグのお茶として出てきました。

アンデスには「マテ茶」や「コカ茶」などいろいろなお茶がありますが、この「インカ茶」が何なのかは謎です。

お味は、ホッとする美味しさで美味しかったです。

五反田、アルコイリスいろいろなものが置かれた『アルコ イリス ベンボス』の店内

 

ビールから前菜、メイン、スープ、デザートに至るまで、食材と味のバラエティーに富んだペルー料理を存分に味わうことができました。

『アルコイリス 五反田店』は、ネット予約出来ます!
『アルコイリス 五反田店』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)

五反田のペルー料理店『アルコ イリス ベンボス』、お料理のお値段はちょっと高めだけど、本場さながらのペルー料理を味わえる、大満足必至のお店です。

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◉『アルコ イリス ベンボス』の地図・アクセス

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